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【オーディオCD収録時間】何分何秒まで収録できるの?

テックトランスのお客様の皆さんは、日夜ご自分の曲を作られていると思います。

曲が溜まったのでレコーディングをして、「よし!音楽CDアルバムを作ろう!!」と思った時にふと気づかれて、テックトランスにお問い合わせ多く頂く事があるのが、今回のテーマです。

「オーディオCDって『何分何秒』まで収録できるの?」です。




【CDには何分何秒まで収録できるのか?】

◎収録時間

いきなり結論からお伝えすると、
規格上収録時間:74分43秒以内(12cmディスク、99トラック以内)
となります。
最大78分59秒まで収録が出来ますが、再生保障対象外となります。
(理由は後述します。)

◎容量

収録容量:640MB以内
※規格上では640MBとなりますが、最大694MB以下まで記録可能です。
※データCD(CD-ROM)の場合も同容量です。



【CDの規格?】

ここで規格というフレーズが出てきましたが・・・、
実はあるんです「オーディオCDの規格」っていうものが。

詳しく説明されている他サイトもある(ネットで検索すると色々出てきます 汗)ので、ここでは詳細は割愛しますが、
CDという光メディアが開発された際に、開発元の2社が策定してオーディオCD規格を定めた通称「レッドブック 」と呼ばれる規格書があり、これに準拠した規格として上記の時間数/容量も定められています。
(よく言われる「16ビット/44.1kHzサンプリングレート」も、項目の1つです。)

ちなみに表紙が赤なのでレッドブック呼ばれているらしく、オーディオCD以外のCDの規格についての規格書もあり、表紙の色が赤とは違う他の色なので「◯◯(色の名前)ブック」と分けて呼ばれています。



【規格外?】

ここで1つ疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。
「あれ?74分43秒以上、収録されたCDってなかったっけ?」

そうなんです。実は74分43秒以上の収録時間のCDも製作する事は可能なんです。
最大78分59秒(それ以上もあった様な・・・)まで収録できるのですが、規格外となるので再生保障対象外となるので、これらの収録時間の製作はお勧めしていません。
もし74分43秒以上のCDの製作をご希望される場合は、この点を御了承頂いての製作となります。

そのためテックトランスのサイト内でも収録時間は、74分43秒以内で御案内しています。

またCDに収める事のできる容量も決まっていますので、どんなにでも長い時間数を収録できるというわけでもありません。




【まとめ+@】

というわけで、今回はCD収録時間について書いてみました。
テックトランスにも同様のお問い合わせを頂いて、用意している曲数が多いから「どの曲を収録するか悩むな~(汗)」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

どの曲を収録するか、収録しないか・・・と悩まれる方に御提案ですが、
テックトランスでは「2枚組ケース」仕様での製作も可能です。

一例としては「ジュエルケースサイズの2枚組ケース」の仕様があります。

【国内CDプレス 2枚組み(CD+CD)ジュエルケースパッケージ】
https://www.tech-t.co.jp/store/index.php?paper=silkoff&pseq=115&d=010

【海外CDプレス 2枚組み(CD+CD)ジュエルケースパッケージ】
https://www.tech-t.co.jp/store/index.php?paper=silkoff&pseq=114&d=012


上記ページはCDとCDの2枚組ですが、もちろんCDとDVDの2枚組でも対応は可能です。
また「ジュエルケースサイズの2枚組ケース」ではなく、「トールケースサイズの2枚組ケース」もありますし、「紙ジャケットダブル」でもディスクを2枚入れる事もできます。


更に言うと特殊仕様になりますが、3枚組仕様、4枚組仕様・・・のケースだったり、複数枚仕様の特殊仕様での作成も可能です。
(先日は特殊仕様で「譜面サイズ デジ仕様8枚組CD」なんて仕様の製作もございました 汗)

そういったWebサイトには無い仕様での製作も、テックトランスでは対応可能ですので、お気軽にお問合せ下さい。


そういうわけで、今回は「オーディオCD収録時間」についてでした。