良い戦略_悪い戦略

良い戦略、悪い戦略

書名:良い戦略、悪い戦略
著者: リチャード・P・ルメルト
出版社:日本経済新聞出版社
発行日:2012年6月23日
読了日:2020年1月1日
ページ数:410ページ
1月 :2冊目
年累計:2冊目

これは良書❗️読み応えたっぷりでした。
でも表紙が真っ赤なのは個人的に嫌ですw
元日からどっと疲れたーので明日は
小説に切り替えようかなって思います❗️

明日は飲み会の予定だ。
本屋さんに寄るとまた買ってしまうから
お財布を家に置いていこう❗️
→飲み会も奢ってもらえる。良い戦略❗️(笑)

それはおいといて、会社の運営方針や中期計画で
戦略❗️という言葉が並びますが
この本を読んで戦略の本質がわかりました。
それ戦略じゃなくて目標じゃないのか?とか
思う時あるじゃないですが
そうした違いもわかるようになります。

<悪い戦略の特徴>

・空疎である(内容がない)
・重大な問題に取り組まない
・目標を戦略ととりちがえる
・間違った戦略目標を掲げる

結局、願望や希望的観測だけ語る人って多いですよね。
その道筋を示してこそ、戦略になるのです。
願望であればビジョンで良いわけで戦略は別です。
そして、戦略も実行性を伴わないと意味がないです。

内容がないのにコンサルの様に難しい言葉を
使って相手を惑わしたり論点がずれるように
誘導する人も私は嫌いです(笑)。

<良い戦略の基本構造>

ルメルトはカーネルという
最低限の3つの要素を定義している。

・診断(課題の見極め)
・基本方針(どう取り組むか)
・行動(方針に基づく行動)

この順番ってすごく大事。
仕事をしていると”診断”を忘れがちで
すぐに方針を立てたり行動してしまいます。

今ある状況や環境を冷静かつ客観的に分析をして
きちっと診断して最重要課題は何なのかを考える。
この屋台骨ともいえる最初がずれると
あとの方針や行動が全く無意味なものになってしまう。

普段、日常業務も突き詰めて考えれば
この3原則に則って進めている事に気づきました。

まずは今の課題は何かを分析して
複数あるアプローチの中で基本となる
方針は何になるのか?
そして一度決めた方針からぶれる事なく
着実に行動をしていく。

この課題が経営課題であればあるほど
難しいのかなと思いました。

この本もアダムグラントと同様に
戦略を立てる際には役に立ちそうです❗️

ビジネス本は1回読んでも
いざ仕事になるとすぐ忘れてしまう。
(忘れない人はすごいと思う)

だから、頭の片隅にある記憶から
また手にとって付箋を貼った箇所を見返す。
それだけで”悪い戦略”にならないように
する事ができそうです❗️

読書っていいよね❗️


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