愛沢えみりのコピー__1_

5Gは社会を一変させる

書名:「5G革命」の真実
著者:深田 萌絵
出版社:ワック
発行日:2019年7月25日
読了日:2019年8月31日
ページ数:208ページ

久しぶりです。
先週からずっとお仕事の方が立て込んでいたのと
明日締め切りのピッチ資料を昨日、今日と作成していて
やっと解放されたのです❗️

さて、仕事にも関連する「5G」の本書。

5G技術が世界で与える影響について
米中戦争と絡めて論述されています。

5Gで高速・大容量・多数接続・低遅延と
ユーザ側にとってめちゃくちゃメリットあるんだけれども
それを悪用されるとえらいこっちゃというお話。

映画1本が数秒でダウンロードできる世界だから
ちょっと不正アクセスされると根こそぎ
一瞬で情報が抜かれる恐ろしさです。

通信は軍事でも情報をやりとりする際の肝だからね。

特に中国のICチップにはバックドアが仕掛けれていて
通信が全て筒抜の可能性がある。
だから、米国は下記5社のメーカの部品・通信機器の
調達を禁止している。

華為技術(ファーウェイ)
中興通訊(ZTE)
海能達通信(ハイテラ)
杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)
浙江大華技術(ダーファ・テクノロジー)

私も仕事でこれらの製品に関わらないように
結構細心の注意を払っています。
そうしてないと、米国と取引ができなくなってしまうから…。

ハイクビジョンやダーファの監視カメラはおそらく
中国国内では全て情報が取られているのだと思う。
民間企業ではなくほぼ国営企業なイメージです。

国家レベルで中国と米国が争っている。
半導体でバチバチ、通信機器でバチバチ
監視装置でバチバチ
ってな感じです。

シリコンバレーvs中国企業
でもGAFAのお得意様だったりもするわけで
国の思惑と民間企業の姿勢が違ったりもするのだ。

ビジネスと政治は表裏一体だよね。
お上に逆らってビジネスはできないし
かといって忖度し続けてもビジネスはやりづらいし
これまた難しい。

日本にとっては米国も中国もどちらも
重要な市場だから、どっちに重きを置くかも難しい。
今のところ日本としては米国よりではあるけれども
中国市場から締め出されるのもちょっとね…。

結構、過激な内容なんだけど
実際、本当なんだろうなぁって思っちゃう。

確かに5Gは4Gとは比較できないレベルで
めちゃくちゃイノベーションと言っても良いけど
そんなに危険なイメージはない。
私が能天気なのかな。

1G:アリンコ
2G:人
3G:電車
4G:新幹線
5G:ロケット

こんなイメージよね。スピードで言ったらさ。
結構適当だけどさ。

あとね。164ページに同じ言葉が2回出てきて
明らかに間違いだと思うんだよね…。
こういうのってどこに指摘すればいのだろうか。
先ほどの5社の紹介があるんだけど
なぜか5社の中にハイクビジョンが2回出てきて
ZTEが抜けてるのよね。

細かい事が気になって
教えてあげたくなる
おせっかいなのです。

そういう人いるよね?w



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