2100年のイネ栽培はどうなってる!?
農研機構は、作物を育てる季節環境を精密に再現できる「ロボティクス人工気象室」に過去の気象データと作物の成長状況データを学習させた「栽培環境エミュレータ」を構築した。
これを使い、2100年の生育環境温度、湿度、二酸化炭素CO2濃度等を人工的に構築し、温暖化が水稲生育に与える影響について調査した。
その結果、現時点を超える気候変動の緩和策をとらない想定のシナリオの場合、温暖な気候と二酸化炭素炭素濃度の増加により、平均環境と比べて生育が著しく早まり、開花までの日数の大幅な短縮される。
これだけみれば、『いいじゃないか!!』と思ってしまうが、そうではない。生育が過度に早くなると白未熟粒が大量に発生して米がまずくなってしまうという。
『参考資料』
https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/rcait/163819.html
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