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二酸化炭素炭素から糖を作る

大阪大などの研究チームは、新開発の触媒で、CO2由来の糖を効率よく作る技術を開発した。水に溶かしたCO2に電気を流すなどして炭素原子、酸素原子、水素原子からできている単純な分子のホルムアルデヒドをまず作る。
触媒を使ってホルムアルデヒドから糖を化学合成する。

大阪大の中西周次教授は「光合成の数百倍以上の速度で糖を生産できる」と利点を指摘する。水の使用量は農業の数百分の1で済む。


国連によると世界の人口は2100年までに約104億人と現在より3割増え、用地や水の不足が懸念される。

食料不足への対応と温暖化防止を両立する取り組みの手段の一つとしてCO2から、糖を作る技術の研究が進む。

『参考資料』

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF11A3N0R10C24A1000000/

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