見出し画像

魚の鱗で宇宙病の予防

国際宇宙ステーションでの長期宇宙滞在は、既に日常的に行われている。今後は近い将来、月面での基地建設や長期滞在、あるいは重力の小さな月面から他の惑星への探査ロケットを飛ばし、宇宙での長旅を人類は経験していくことになるだろう。

宇宙での長期滞在は、地球と比べて著しく小さな重力のもとでの生活を強いられ、かつ宇宙放射線被ばくや1日の長さが異なる環境に置かれるなど、地上とは様々な違いがある。これらの影響で心血管系障害、腎障害、筋萎縮、骨量減少、睡眠障害などの宇宙病が懸念される。
これら宇宙病の原因の一つに、体内時計のリズムを整えるメラトニンの体内生産が低減していることがあげられる。


金沢大学などの研究チームは今後、魚の鱗からメラトニンを作り出し、宇宙病予防薬を開発しようとしている。

『参考資料』
https://www.zaikei.co.jp/article/20240523/768732.html

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?