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食べられるシャボン玉

大阪工業大学は、食べられるシャボン玉を開発した。すぐに割れず長期にわたって形状を保てるため、食品として利用しやすい。


シャボン玉は、薄い水の膜に、洗剤の成分である界面活性剤がくっついているため、丸い形になっている。界面活性剤は数ナノ(ナノは10億分の1)メートル程度の分子で、水の膜の表と裏に並ぶ。


食べられるシャボン玉は、水の膜につける固体粒子にシナモンの粉末を使っている。シナモン粒子は不規則な形をしているため、粒子同士が絡み合い、水が蒸発した後も形が残る。実験では1年以上形状を維持できるという。
シャボン玉には、気体を閉じ込めることもでき、様々な香りを閉じ込めることができる。

『参考資料』
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG272YK0X20C24A8000000/

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