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高級食材 白トリュフの栽培

豊かな香りを放つトリュフは西洋料理に使われる高級食材で、欧州産の白トリュフは高値で取引されている。日本にも欧州産とは異なる種だが、白トリュフの1つであるホンセイヨウショウロが自生しているが、非常に数が少なく、栽培技術も確立されていなかった。
 
そこで、森林総合研究所の研究グループは、白トリュフの栽培技術の開発に取り組んだ。
白トリュフは樹木の根に共生して増殖する菌類に分類されている。そのため白トリュフを生産するには、共生する樹木との関係を明らかにする必要があった。白トリュフが共生するのに適した樹木の調査、適した育成環境を調べた結果、コナラの苗木で茨城県、京都府の2箇所の試験地で白トリュフを育てることに成功したという。
 
今後手軽にトリュフを食べられるようになるかもしれない。
 
『参考資料』
https://www.ffpri.affrc.go.jp/press/2023/20230209/index.html

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