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エネルギーの技術

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2024年7月の記事一覧

パナ系電動自転車の電池パックが発煙・発火

パナ系電動自転車の電池パックが発煙・発火

パナサイクルが電動アシスト自転車用の電池パックのリコールを実施しています。

保管中や充電中、駐輪中に電池パックが焼損するケースが13件発生しており、今回のリコールにいたっています。

電池パックが発火に至った原因は、リチウムイオン2次電池内部が雨水や空気中の湿気などに直接触れないよう、樹脂製の「インナーバッグ」内に電池セルが収められています。しかし、このインナーバッグの存在が、水分に由来した短絡

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コンセントレス自販機

コンセントレス自販機

自動販売機は、昔に比べて奥行きもすごくコンパクトになっています。また、一昔前は近づくと冷却してる音が聞こえていましたが、今は音も聞こえない。冷却方式の改良や、センサーを使った最適化が行われているのだろう。

そして、ついに2030年度以降に、コンセントレス自販機が出てくるかもしれない。太陽光パネルや燃料電池と組み合わせるという。自動販売機だけで、動力が完結してしまうすごいことだ!!

多機能か進む

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真夏の高温下で気をつけること

真夏の高温下で気をつけること

夏にお出かけして、車の中にモバイルバッテリーを置きっ放しにしてしまう。
やってしまいがちな行動だが、非常に危険です。
製品評価技術基盤機構の参考動画、是非とも一度見てください。少しの注意で防げます。

『参考資料』

https://youtu.be/53S331IMulo?si=nTtwUA5m9E_55uT5

超臨界地熱発電

超臨界地熱発電

FREAの調査によると、岩手県雫石町に、地下にあるマグマの上部に、高圧・高温の「超臨界」と呼ばれる状態になった熱水があること発見した。

次世代の地熱発電技術として注目される「超臨界地熱発電」の施設を2030年以降稼働できると注目されている。

超臨界地熱発電は深さ3〜6キロメートルのマグマの上部にあるセ氏400〜600度の熱水を取り出して発電する。深さ1.5〜2キロメートルを掘る従来型地熱発電に

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伸び縮みする電極

伸び縮みする電極

東京工業大学の研究チームは、みかんを入れるネットのように伸びる電極を開発した。

『伸縮性のある電極がどうした!?』と思うなかれ。この電極は医療やスポーツを大きく進歩させるかもしれない。

電気を通す微小な炭素素材のカーボンナノチューブを含むインクを、薄膜のゴム材料に塗ることで、電極ができる。

伸縮性が高く、あらゆる方向に約4倍引っ張っても壊れない。水分を通しやすく、透湿性はろ紙の約5倍だ。厚さ

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