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アートを漫画で知る

日本の漫画界には美大や画家、絵画に詳しくなれる作品から、有名な芸術家の人生を描いたものまで、さまざまな美術系の漫画があります。以下に、おすすめの美術漫画をいくつか紹介します。

  1. 「ブルーピリオド」

    • 美大を目指す少年の成長と才能を描いた作品です。美術に取りつかれた主人公の心情や美大生活が切なくて、読み応えがあります

    • 『ブルーピリオド』の見どころは、ずばり「自己表現の手段」と「美術テクニック・理論」です!この漫画は、美術を通じて自分を表現する喜びや、美術の奥深さを描いています。以下に、具体的な見どころをご紹介します。

      1. 天才・高橋世田介と矢虎の関係:

        • 矢虎が美術予備校で出会った高橋世田介は、初めて描く石膏像デッサンで他の予備校生たちとは別格の出来を見せた天才です。

        • 世田介の志望校が自分と同じ東京藝術大学の油画専攻と知り、八虎は悔しいと感じ、世田介を強く意識します。

        • 口数少なくコミュニケーションが不得手な世田介と、正反対の性格を持つ矢虎。2人の関係が今後どう展開されるのか、気になります。

      2. 個性豊かな予備校生たち:

        • 美術予備校に登場するキャラクターは個性豊かで、鮎川龍二や橋田悠などがいます。

        • 鮎川は男性でありながら心は女性。中性的な見た目で女装をしており、その容姿やキャラクターから男女ともに好かれています。

        • 橋田は美術の知識が豊富で、八虎に美術館や人の絵に対する考え方を教えてくれます。

        • 他にも個性的な予備校生たちが登場し、彼らの作品や人生が物語にどんな影響を与えるのか、注目です。

      3. 八虎の努力の行き着く先:




  1. 「アルテ」


  1. 「さよならソルシエ」

この作品の見どころは以下の点です

  1. テオドルスとフィンセントの兄弟関係

    • テオドルスは画商として成功を目指す一方で、兄のフィンセントは無名の画家として苦闘しています。

    • 2人の複雑な感情や兄弟愛が物語を豊かにしています。

  2. 19世紀末のパリの美術界

    • 権威と保守に満ちた時代背景の中で、テオドルスはアカデミーに認められない作品を世に出すため奮闘します。

    • 芸術とは上流階級のためのものとされている時代に、テオドルスが芸術を一般に広めようとする姿勢が印象的です。

  3. 美術家たちの人間ドラマ

    • 登場人物たちは個性的で、画家ゴッホやトゥールーズ=ロートレックなどが登場します。

    • 彼らの情熱や葛藤、人生の選択が作品に深みを与えています。

『さよならソルシエ』は、美術と人間ドラマを描いた魅力的な作品です



  1. 「ひとはけの虹」

    • 西洋美術学をテーマにした作品。美女たちと有名画家のストーリーが織り交ぜられています

    • 「ひとはけの虹」は、美術をテーマにした魅力的な漫画です。以下は、作品の見どころをいくつか紹介します。

      1. 実在の画家たちの登場:

        • フランス、ドイツ、オランダ、イタリアの様々な時代を舞台に、実在の絵画の巨匠たちが登場します。

        • クラナッハ、カラヴァッジオ、ベラスケス、ミレイ、ウォルターなど、彼らと絶世の美女たちが交わる時、世にも妙なる“色”が現出します。

      2. 美の探究者の旅:

        • 一刷毛(ひとはけ)で虹の輝きを描き出す画家たちと、その美で描き手に天啓を与えるミューズたちの物語が紡がれます。

        • 輝きの元は、“神の石”オリハルコン。美の探究者は、その輝きに導かれ、終わりなき旅に出ます。

この作品は、美術と人間ドラマを描いた興味深い作品です。

これらの美術漫画は、知られざる美術・芸術の世界を垣間見られる作品ばかりです。ぜひ読んで、芸術に触れてみてください!


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