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我慢のとき

頑張っても頑張っても、納得の走りができず、もがき苦しんでいます。

高校2年のYAMATOが、県のオムニアム大会後にもらしました。
「自転車が全く面白くない。もう辞めたいと思った。」

自分が思ように走れない状況のようです。

そして「しばらく練習を休む」そう言いました。

いいことです。答えは自分で探すしかありません。


頑張って背伸びをすると、身長170cmの人は180cmまでになります。でもそれは、ずっと続くものではありません。疲れて倒れこんでしまいます。今がそんな時期ではないかと思います。
リラックスして、一回しゃがんでジャンプすると2mを超えます。さらに手を伸ばすと3m近くまで届きます。大きな大会に合わせて、3mに届くようにするのがトレーニングです。


そんなことを言うのは簡単ですが、言われて理解できるものではありません。自分のものにするためには体験するしかありません。

転ばないように支えるのが本来のサポートかもしれませんが、私の場合は転ぶのを見ているだけです。自分で体験して、失敗して痛い思いをしなければ血肉になりません。

幼い頃からそんな感じなので、周りの人から「放っておいて大丈夫なの?」とよく心配されます。


今も、これ以上ないほどの貴重な経験をしていると思います。普通なら目を背けたくなるような「最悪の時」と思うかもしれませんが、ここが一番重要で、私が注目するところです。上がり出せば、自然とみんなが見てくれます。

これからどうするのか、見ものです。
私はただ、黙って見守るだけです。

最近は、姉弟で支え合うことが多くなりました。




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