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【ねえ、ママ聞いて!あのね!が溢れる今だからこそ】

我が家は、子どもたちが赤ちゃん時代を過ぎた今も、
月1回ほどの頻度で、同じベビーシッターさんに
サポートをお願いしています。

人として、また保育のプロフェッショナルとして
私自身も学ぶところが多くあり、
子どもたちとも深く長くつながっていてほしい、
という思いでお願いしています。

先日の雪の日が、
ちょうどサポートをお願いしている日でした。

サポートを終えた後、今回も5000文字以上の
完了レポートを送ってくださいました。

こども園からの帰り道、
最初は雪景色の中ではしゃいでいたけれど、
手袋をはめずにスニーカーで歩きながら、
(私の準備が甘過ぎた。ごめんね。。)
さぶいさぶいと震える二人に
ご自身の手袋を貸してくださり、
マフラーを巻いてくださったのだと分かり、
こんなふうにやさしさを表現できるって、
すばらしいなと胸が熱くなりました。

家族でもなく、学校の先生でもなく、
大好だと思える人がいて、そんな人から
こうしてやさしさを受け取る経験は、
彼らの中で、どんなふうに刻まれ、
活きてゆくのだろう、と思います。

子ども時代に、そうした経験を
一つずつ積み重ねてゆくことが、
世界はやさしさに満ちていることを
彼らが信頼する力につながっていきますように。

子どもたちが、今日あったこと、
最近あったことを、口々に、
一生懸命に、キラキラしながら
彼女に話す姿もありありと伝わってきました。

二人とも、家に帰ってから、
ママに話したいこと、聞いてほしいことが、
いつも、本当は溢れるくらいに
いっぱいあるんだろうな。

私、彼らの心の中の景色を、どれくらい
好奇心を持って聞くことができているだろうか。

むしろ、メールの返信のための
スキをいつもどこかで探していたり、
明日の諸々のことを考えていたり、
目の前の事柄や先のことに
意識が向いている瞬間のなんと多いことか。

あとちょっとしたらきっと、
今日どうだった?って聞いても、
「別に、、普通、、」
なんて答えが返ってくる日常がやってくる。

ねえママ、聞いて!!
あのね、あのね。

溢れ出てくる今だからこそ、
そして、それを受け取ってほしいと
彼らが願っている今だからこそ、
今にいること、
一緒にいることを、
もっと大事にしていたい。

スピードの早い日常の中で、
本当に大事なことを、
思い出させてもらいました。

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