見出し画像

一人でがんばらない。〜TEAM家族になるために〜

先日、息子が3歳の誕生日を迎えました。

振り返ってみると、いつも全速力で駆け抜け続けた日々でした。

慌ただしい日常の中でも、夫と息子と私の3人家族としての私たちならではの形を創ってゆくことを試行錯誤しながら進めていく中で、多くのことを学び実践し続けてきて、TEAM家族を育ててゆくために、4つのポイントがあることがわかってきました。

【TEAM家族を育てる4つのポイント】

①個の尊重(私&あなた)
②価値観(行動の源)
③パートナーシップ(相互依存)
④TEAM家族(私たち)

小さな命を授かり、子どもも含めた新しい家族を創ってゆく。そんなご家族が、自分たちが願う家族のかたちを創ってゆくプロセスを、これらの4つのポイントを共有し、実践することを通して応援したい。

そんな思いで、noteでも、それぞれのポイントについてや、日常での実践の仕方についてこれから届けていきたいと考えています。


私にとっては今だに難しくて、だからこそ大事だと実感していることのひとつ。それは、

「一人で頑張りすぎない」

ということ。言い方を変えると、

「相手を信じて任せる、委ねる」 

ということです。

このことは、TEAM家族を育てる4つのポイントのひとつである③パートナーシップにも通ずるものです。

母となりしばらくして、自分の中でこんな無意識の前提があることに気がつきました。

「子どものことは、私が一番よくわかっている」
「子どものことは、夫よりも私のほうが上手にできる」
「子どもは、夫よりも、私と一緒にいるほうが安心する」

これはきっと、多くのお母さんたちが持っている前提でもあるのでは。

その前提に気づいたことで、果たして本当にそうなのかな?という問いを持ちながら過ごすことで気づいたことがあります。それは、

『自分がどんな前提を持っているか?』が、自分自身にも、夫婦のパートナーシップにも、子どもとの関係性にも、家族のかたちにも大きな影響を与える

ということです。

例えば、これらの前提を持っていることで起こりがちなこと。

◯子どもが過ごす時間が、ママとの時間のほうが、パパとの時間より圧倒的に多い
◯夫婦の中で「ママのやり方が正しい、パパのやり方が間違っている」の構図ができる
◯ママは「わたしばっかりやっている」と感じがち
◯ママは「夫は私が言わないとやってくれない」と思いがち
◯パパは育児参画を遠慮しがち
◯パパはママの指示待ち、お伺いを立てがち

そうしたことが起こりがちなとき、もったいないのは、

▲夫婦だからこその違いや多様性が家族づくりに生かされない
▲ママががんばりすぎて疲れがち
▲パパの育児参画の機会が減る

これって、パパにとっても、ママにとっても、子どもにとってももったいない。

そう気づいたとき「前提を変えてみる」ことを試してみました。

「子どものことを、夫もよくわかっている/わかろうとしている」
「子どものことは、夫にも彼ならではのやり方がある」
「子どもは、夫と2人で過ごす時間も大好き」

そして、3歳を迎えた今。

息子はパパと過ごす時間もとても楽しんでいるようです。

夫は温泉や銭湯が大好きで、時間を見つけては息子とも足しげく通っているのですが、息子は水風呂に浸かるのがお気に入りの様子。番台のおばあちゃんから、よくジュースを頂いて帰ってきます。

近所のバーのおじちゃんやお兄ちゃんたちにも、ずいぶん仲良くしてもらっているようです。

昨年の夏は、私が兄夫婦を訪ねて渡米した一週間、男2人で楽しい時間を過ごしたようです。

お母さんだからこそ、誰よりも子どものことを理解しようとすることは、とても尊いこと。子どものためにとベストを尽くそうとすることは、愛する気持ちがあるからこそ。

同時に、その気持ちが強いあまりに一人で頑張りすぎて、「夫婦2人」で子どもに向きあい過ごす時間が少なくなっていると気づいたら、

①「自分の持っている前提は何か?」を問うてみること
②「その前提を持っていることで、どんな影響があるか?」に気づくこと
③ときには、必要あらば前提を変えてみること

こんなことをぜひやってみてください。

一人で頑張ることの反対は、相手の考え方ややり方を信頼すること。
信頼するからこそ、委ねてみること。


そしたらきっと、夫婦での子育ては、もっと楽に、クリエイティブになると思うのです。

★お知らせ★
7/5(日)に『TEAM家族の育てかた 体験講座』を開催します。
これからお子さんが生まれるご夫婦で、ぜひご参加ください。
https://www.facebook.com/events/668195640704040/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?