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【サークル・オブ・ライフ】

長男が生まれてまだ数ヶ月の頃、思い立って、
夫と二人で劇団四季のライオン・キングを見に行きました。

のっけから心震えている私のそばで、夫は、ふーん。。。という
感じでしたが、長男が物心ついた頃に、今後は二人で見に来よう!
と決めて、先日ついに、念願かなって見に行くことができました。

前から6列目だったので、最初は大きな音にびっくりしたり、
場面によっては、怖くなったのか、
私の手をぎゅーっと握る瞬間もありましたが、
終わって、どうだった?と聞いてみたら、
”楽しかった!また見たいなあ!”とのこと。

そんな彼を横目に、
私はどうだったかな?と振り返ってみると、
心が熱くなったシーンがいくつかありました。

ひとつは、新しい命が生まれ、祝福されている場面。

ひとつは、またさらに新しい命が生まれ、祝福されている場面。

もうひとつは、シンバの父が、歴代の王からつながる
命の物語について、小さなシンバに語って聞かせている場面。

命はめぐる。

そしてあなたは、その生命の循環の中に、今も、これからも、いるんだよ。

サークル・オブ・ライフ。

まさにそのメッセージを私は子どもたちに伝えたいんだなあ。
だから、一緒に見たいって思ったんだなあ、ということに気がつきました。

自分は、連綿とつながっている命の一部なんだ。

子どもたちに、深いところでそんな感覚を
いつもどこかに感じながら生きていてほしい。

私がいつ子どもたちのそばからいなくなるかはわからないし、
それは神様が決めるんだよ、と彼にはいつも伝えているけれど、
私がいなくなったとしても、自分は大きな命の流れの中で、
たくさんの命とともにある。

そんなふうに感じていてほしい。

そしたらいつも、彼らの人生に何が起こったとしても、
今ここに立ちながら、未来を向いて歩んでいけると思うのです。

ちなみに我が家では、4歳の長男が淡々と1歳の次男に、
”けんけん、人はね、いつか死ぬんだよ”
”でもね、死んでも心はつながってるんだよ”
と伝えています。
https://note.com/team_kazoku/n/n659aa3e97152

そうやって、つなげ渡してゆくんだね。


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