青いバラ

生きづらい社会を脱するきっかけに気付いてもらい、一緒に成功体験を積み重ねていくことで、…

青いバラ

生きづらい社会を脱するきっかけに気付いてもらい、一緒に成功体験を積み重ねていくことで、 生きづらさを感じる全ての人、生きづらさに抗うことを諦めた人達が、 「諦めてしまった人生」で得たかったものを得られたり「自分で決めた人生」を謳歌できるようにすることを目的にしたプロジェクトです

最近の記事

#MeTooだけでは伝えられない働く女性の生きづらさ

#MeTooとは?セクハラがないから働きやすい?日本語に直訳すると「私も」という意味。 それはその通りだが、ここでは2017年以降に起きた「私もセクシャルハラスメントを受けました」というSNS上で体験を共有する運動を指している。 今まで声を挙げられなかった被害者が、訴える機会ができたのは良いことだが、働く女性が直面する生きづらさは単なる「セクハラ」だけではない。 よほどの会社でなければ、おしりを触ったりする物理的なセクハラは絶滅危惧種だろう。でも、「物理的なセクハラがなけ

    • なぜ渋滞はいつまでたっても解消されないのか-社会課題はシステムで捉える-

      先の記事で、この『青いバラ』の活動の存在目的・テーマを以下のように紹介した。 「生きづらさ」という言葉は、間違いなく青いバラの活動のキーワードだ。この「生きづらさ」というものは、なぜか個人の問題や責任であるように語られることが多いように私自身は感じる。「生きづらさ」についての具体的な話はまた別の記事で触れることにするが、私は「生きづらさ」というのは社会の仕組みによって引き起こされていると考えている。 つまり、「生きづらさ」は「社会課題」である、と私は考えている。 「社会課

      • 青いバラPJ、私たちのはじまり(前編)

        まっさらなスタート青いバラPJは「生きづらい社会を脱するきっかけに気付いてもらい一緒に成功体験を積み重ねていくことで、生きづらさを感じる全ての人、生きづらさに抗うことを諦めた人達が、『諦めてしまった人生』で得たかったものを得られたり『自分で決めた人生』を謳歌できるようにすること」を存在目的・テーマとし2021年3月に始動した。 これはPJ参加メンバー全員が胸を張って主張できる(はずである)。 大事なことなので、この先もきっと何回も登場するだろう。何より気に入っている。 とはい

        • 青いバラPJ、私たちのはじまり(後編)

          ※前編からの続き 私たちはなぜここにいるのか、を決めるさて、メンバーが集まったらいよいよテーマを決める。 メンバーそれぞれが、取り扱いたいと思う社会課題を持ち寄りディスカッションを行った。 食品ロス、プラスチックによる環境汚染、自殺者の増加、歪な親子関係…ここでも挙がったテーマは様々だった(あまりに多岐にわたりすぎるので、今回は範囲を日本国内に限定することにした)。 けれど、様々なテーマについて時に脱線しつつ時に自身の体験を交えつつ議論を重ねていくうちに、日本における社会課

        #MeTooだけでは伝えられない働く女性の生きづらさ

          青バラPJメンバー紹介

          個性豊かな検討メンバーを紹介します。ちなみに全員生物学上は女性です。 あかりんこのPJの発起人。「社交的でしっかりもの」という第一印象と秘めたるパッションを併せ持つ。「大事に思っている人が理不尽に取り扱われたとき」にとてつもない怒りを感じるとのこと。自身がHSPで辛い思いをした経験からこのPJに生の声を届けてくれます。 スキ:大型犬(数年前に他界した愛犬はゴールデンレトリバー)。歌。カードキャプターさくら ニガテ:満員電車(HSPに満員電車は本当にツラい!)。 ナツカこ

          青バラPJメンバー紹介

          生きづらさを抱えながら生きている人、または抱えることに慣れてしまったすべての人たちへ

          English follows Japanese. 「しかたないのよ、そういう時代だったんだから」母はよくそう口にする。笑って言う顔に悲壮感はないが、その言葉を聞くと母がこれまで諦めてきたであろう多くのものを想像して私は切なくなる。 シングルマザーとしてバリバリ働きながら私と弟を育て上げてくれた母は、身内贔屓を差し引いても優秀な人である。 頭の回転が速く、手先が器用で、タフである。家事は何でもハイパフォーマンスにこなし、還暦を過ぎた今もフルタイム(+残業100時間)で働い

          生きづらさを抱えながら生きている人、または抱えることに慣れてしまったすべての人たちへ