見出し画像

建設会社が太陽熱ソーラー撤去を断る理由と危険性.井原市

岡山県井原市、T様宅での実例です。
ナショナルの太陽熱ソーラーの撤去をご依頼頂きました。
1982年製なので、既に41年の歳月を経ており、10年以上も使用されていません。

設置後、41年が経過!

既に「雨漏り」が発生!

T様は、大工さんや解体屋さん、建築関係の友人たち数名に相談しましたが、
「彼らからは一様に断られた。」
との事。

驚くべきことに、友人である建築関係者でさえこの度の「太陽熱ソーラー撤去工事」に対応できる業者が見つけられなかったそうで、T様も苦慮していたとの事です。

当社に、ご依頼を頂き、日程を決める際、
「なるべく早くやってくれー?」
「早い方がエエんじゃ。」
と、、、

それは、屋根からは既に "雨漏り" も発生していると仰っていました。

建築関係の友人達が断った理由とは?

「撤去」を断った、T様の "知人の建設業者の方" が見学されていたので、彼らに断られた理由を、聞いてみました。

まず一つ目は、
太陽熱ソーラーの仕事は高所作業のため、非常にリスクが高いこと、
解体する順番を間違えると架台が崩れ落ちるリスクもあり、その解体ノウハウが分からない

崩れ防止対策として、
支える人、
ビスなどを解体する人、
パネル等を取外す人
など作業支援者を増やせば可能かも知れませんが、
何人もの作業員を屋根に上がらせての作業になれば、瓦が古いので、傷めるリスクもあります。
さらに、人件費もバカになりません

二つ目は、
家屋自体が古く老朽化しておりおり、撤去によって「家」自体を壊してしまう "リスクを負うこと" を避けたいと、T様に強く伝えたとの事です。

特に、急勾配屋根であると同時に、古いセメント瓦の屋根なので、作業中に瓦を割ってしまう可能性もあるため、危険性は、かなり高いと!

三つ目の理由として、
太陽熱ソーラーの本体が錆びついて、ボロボロになっているため、持ち運び中に落としてしまうリスクがあることが挙げられます。

崩れ落ちるリスクを避けるために
本体を「ワイヤー」で固定!
タンクの鉄板カバーが台風で
飛んだ事も経験しましたね。

また、クレーンを使って吊り上げる方法をとろうとする場合であっても、

作業員数名は屋根に上らなければならず、邪魔な電線が張り巡らされているため、可能な、大型クレーンを設置するためには、高額な費用が掛かります。また、

クレーン設置場所が道路上しか無いので、道路使用の許可取りが必要。
道路に停めれば、交通整理員も確保しなければなりません。

クレーン使用は、手配から安全対策、設置までの手続きが本当に手間がかかり、コスト高になります。

本体や瓦の状況は確認してみたが?

パネルが2枚ともずり落ちそうです。
ストッパーは浮いて変形しています。
落下寸前です。
錆びて「ビス」で固定する
役割が果たせていない!

撤去を頼まれた、近所さんや大工さんも、この困難さを理解し、
「よーせん。(出来ない)」と、断らざるを得なかったんだと言われていました。

撤去作業の一部始終を見学!

ご近所さんや元大工さん、T様達は、
T様宅前で一部始終を見て頂きました。
彼らの中で、「スゲーのー(凄いねー)、さすがプロじゃ。専門家はやはり違うね」といった言葉が交わされ、私はとても嬉しく思いました。

安全ベルト+瓦に負担を
かけない様慎重に運びます。
無事工事は完了しました。
最後に問題ある「瓦」が無いか?
チェックして終了です。

安全対策コストはお客様負担になります。

撤去作業の危険度を考慮し、作業員を1名増員することで安全性を確保しましたが、そのような場合のプラス費用はお客様のご負担となります。

放置すればする程、費用は増額に!

さらに、撤去を先延ばしすると本体や家屋自体も老朽化が進んで行くので、安全対策や環境対策にもコストがかかってきます。
放置期間が長ければ長いほど、安全対策費や必要無かった面倒な作業も増え、事故リスクもアップします。
その対策費用は、お客様の負担になり、"増額" になってしまいます。

放置は?「百害あって一利なし」です。

光熱費が高騰している今、太陽熱ソーラーの「節約効果」や「環境性能」が見直され、昨年の秋頃から新規設置が急増しています。
ありがたい事です。

ただ、太陽熱ソーラーのブーム以降、20〜40年が経過し未使用の放置ソーラーの多くの残骸も残っています。

もはや使わないと決めたのであれば、
今すぐに撤去することが最も重要です。

それが、一番、
「安い」→無駄な費用を掛けずに!

「早い」→手間を最小に短時間で!

「安心」→トラブルや事故リスクを減!

撤去作業をするうえでの生じるリスクや負担を最小限に抑え、お客様と作業員の安全と経済的な利益を確保するための重要なことは?と言えば?

➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
【今すぐ、撤去】です。
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

先延ばしすれば、する程、費用は上がってしまい、事故やトラブルリスクも高まります。

放置したが故のトラブル事例

「使わない!」なら今直ぐ撤去が最大の危機管理対策です。

なので、「使わない」と決めた太陽熱ソーラーの残骸が、残っているのなら、

「今すぐ撤去が最大の危機管理対策」

だと言えます。

お気軽にお声掛けください。

当たり前ですが、相談は無料です。

説明を聞いてみたいと思われたり、
相談したい方→今すぐお電話を!
問合せ→090-9734-8592 担当は、
森近です。

LINEやメールでもOKです。↓↓↓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?