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受験生としての成長を通知表コメントから読み取る # 母親目線で語る高専入試

見守ってくれた担任の先生

担任の先生にはとてもお世話になりました。
通信制高校に行きたいと考える太知に賛成できない私の胸の内を聞いていただいたり、無謀としか思えない高専受験を応援していただいたり。

受け持つ生徒が受験でしくじれば、先生自身もフォローが大変になりますから無茶な進路志望は見送るよう指導したいのが本音だと思います。

それでも推薦入試にしくじった太知を励まし、見守っていただきました。
とても感謝しています。

担任の先生が通知表コメント

太知が通った中学校の通知表は、学期毎に担任の先生からのコメントが記載されています。
3年生の1~3学期まで、担任の先生は太知の成長をどのように感じていたのか読み返してみました。

1学期

・様々なことに意欲的に取り組み、目標に向かって努力することができた
・行事の際は率先して活躍した
・授業に真剣に取り組んだ
・進路に関して悩むこともあったが、将来を見据えてじっくりと考えてほしい
・2学期の成長を期待している

夏の3者面談は、通知表をもらった後です。
つまり、通知表を受け取ったのは、「高専にします」宣言の前ということ。
進路について、「将来を見据えてじっくりと~」というくだりに、先生の「よく考えて」という配慮が感じられます。

私のコメントはというと
・地道な努力は継続することで力になる
・目標に向かって頑張って
・体調管理に気を配り、残りの中学校生活を楽しんで

1学期中に行われた体育祭の練習中、熱中症になったことを思い出しました。

2学期

なぜか先生からの記載は無し。
私が書いたコメントだけ
・評定を上げようと頑張り、結果を残すことができた
・中学生の最終ゴールを目指して、再度気を引き締めて頑張れ

1学期の評定は3.6でした。
2学期は4.4でした。
この頑張りによって、推薦資格の4.2以上をクリアできたわけです。
ただし、ギリギリすぎて、推薦入試は見事に落ちました。

3学期

・何事も丁寧にこなし、目標に向かって努力できた1年
・進路に対して真剣に考え、力をつけることができた
・様々な面で頑張りが良い結果に結びついた
・卒業後も前向きな気持ちを忘れず、新たな道を切り拓いて

太知の高専入試が終了した後に、新型コロナ感染拡大防止対策として臨時休校となりました。
休校になった時点で既に進路が決定していた太知ですが、中学校生活の最後はなんとなく寂しい日々。
卒業式は対策を講じて規模縮小ながらも行われ、通知表も直接手渡してもらいました。
先生からの言葉を読み、とても嬉しく感じたことを覚えています。

ちなみに、3年の3学期で学校へ再提出がないため、私からのコメントは無記入になっていました。
3学期の評定は4.6です。
太知は3年間の成績に随分と波があったことがわかります。

励まし上手な先生

先生の言葉を読み返し、当時のことをたくさん思い出しました。
そして、すごく頑張り屋というわけでもなく、成績が芳しいわけでもない太知を丁寧に指導してもらったということがわかります。

中学生にとって担任の先生が持つ影響力はとても大きなものです。
改めて、先生に恵まれたことも高専合格の重要な要素だったと感じました。


子育ての終わりが待ち遠しいと感じつつ、継続中であることが日々の励みになっていることもまた事実。現在の心境は言葉を尽くしても語りきれずに、今日も綴ります。