陽央
あらゆることに気を揉み、悩み続けた太知と葉介の高専入試。当時のもやもやを良き思い出として上書きするため、実際の出来事や感じたことをここで綴ります。現在進行形の高専生生活の様子と同時進行で発信予定です。
高専の寮に入り、離れて暮らす太知と葉介のあれこれを母目線で綴ります。高専入試の記録の合間に発信予定です。
太知(たいち) ふとしたときに、長男の太知は育てやすい子なのかなと感じます。 小学生のときから運動神経はまあまあ。運動会の徒競走で1番になれなくても、3番にはなれる。ときにはクラス対抗リレーの代表として選ばれることもあり。 そして、勉強もまずまず。通知表の5段階評価でいうと、「4」が多めで「5」は親を喜ばす程度にちらほら。 親である自分の可もなく不可もなかった成績と比較すれば、間違いなく太知のほうが見栄えの良い通知表を持ち帰ってました。 ただし、すごく仲の良い友達はい
びっくりするほど洋服を持っていなかった 高専に制服がないのは承知していました。 加えて、手持ちの服が少ない太知。 これは買わなかった私のせいでもあるのですが、お出掛けする機会もオシャレする気もなかったことが理由です。 とにかく数を揃えないといけません。 2~3月は買い時 高専の近くにショッピングモールがあります。 ここは立ち寄りやすいこともあり、高専合格後からちょくちょく買い物をしていました。 この時期、冬物などのセールを大々的にやっているのでグッドタイミングです。 私
支払い、手続きは親の務め 合格したのは太知の頑張りがあったから。 運も良かったのかもしれませんが、合格は合格。 あとは無事に入学できるよう、保護者の出番です。 とりあえず入学金を振り込んだので入学の意思表明は完了。 次は、合格発表の日に受取った封筒の中に入っている書類に目を通し、抜けが生じないよう気を付けないと。 数が多く厄介ですが、3月10日の入学手続きまでに必要なことを済ませなければなりません。 入学手続き 入学手続きの日は親子そろって高専へ行くので、またしても会
合格を確認してから本日のメインイベント ホームページ上で太知の合格を確認しましたが、それで終わりではありません。 せっかくの有給休暇ですから、有意義に過ごさないと後が諸々大変です。 これから合格通知書を受取り、入学金を振り込むところまで済ませなければ。 これからが本番です。 さっそく高専へ。 慣れた道で、ナビが無くても問題ありません。 道中、太知と何度も一緒に行き来したことを思い出しました。 肩の荷が下り、まことに晴れやかな気分です。 ほぼ人気なしの高専 高専に到着す
開寮日、太知と一緒に買い物へ。 身長のわりに足のサイズがビッグな太知の靴探しは、ひと仕事です。 結局、買えませんでした。 いままで、こだわりというものがなかった太知。 最近は黒色に惹かれるようです。 スキーウエアと称した上着も黒。 それに合わせ、稼いだバイト代でキャップを買っていました。 マスク姿ですから、不審者に間違われないか心配です。 で、欲しいのは黒のスニーカーだそう。 世の中には黒のスニーカーが溢れていますが、太知サイズが必ずしも店頭にあるとは限りません。 サイズ
令和5年度一般入試の願書受付が締め切られました。 推薦入試のときと変わらず、1番人気は情報系の2.55倍です。 そして、太知と葉介の学科は1.0倍。 1.0倍ですから、特別に低得点の科目がない限り平均的な点数を取れれば問題なしですね。 昨年、葉介の受験では2倍程度でした。 土木系、あまり人気はないようですが、他の学科よりも倍率が下がる可能性が高いからなのか、近年は隔年で倍率が上下しています。 全体倍率は、1.71倍でした。 学科毎の選抜ですから、全体倍率にはあまり意味はな
令和5年度の推薦入試が終わりました。 合格者には学校長を通じて結果を通知したと高専のホームページへ掲載されていたので、結果に一喜一憂したご家庭もそろそろ落ち着く頃でしょうか。 推薦入試で合格した子は、中学校入学から頑張りをキープできた安定感が持ち味の成績優秀者。 高専入学までの期間、頑張ったご褒美として気ままに過ごす日々は心も晴々、楽しい毎日を満喫できるに違いありません。 一方、これから一般入試を受験する人は踏ん張りどころです。 推薦入試から一般入試まで約1ヶ月。 焦る気
開寮日に先生の都合で講義が入りました。 その講義が終わってから荷物を居室へ運び入れる段取りにスイッチです。 普段は講義スタートの前日が開寮日となるので、「いつもと違うね」と太知へ訊ねたら「うん」と言いながら、クラス対先生がやり取りした履歴を見せてくれました。 学生の言い分 ・テスト前の貴重な時間を振り替え講義に充てるのは遺憾。 リモート講義か録画したものを見られるようにするか、どちらかを希望。 90分の講義のためだけに通学するのは時間の無駄。 ・寮生は開寮日に当たるため、県
推薦入試と校内行事のため、1週間ほど学校がお休みになり家にいる太知と葉介。 まもなく寮へ戻り学校が始まりますが、2月に入るとすぐに期末テストです。 時間が空いたので、太知と自宅近くにある神社へお参りに行こうと思い立ちました。 ここは2人が生まれたときにお宮参りをした神社です。 当然、高校受験の合格祈願にも訪れたのですが、合格した後は足が遠のいていました。 お礼参りをしようと思いながら、「いつかそのうち」が今頃に。 太知の合格から3年、葉介の合格から1年が経ってしまいました。
10時を待つ 太知を学校へ送り出し、やるべき家事を済ませた後は自室へ移動します。 家族と一緒にその時を待つという気分ではなかったので。 合否確認は受験番号で行うため、見間違いをしないよう太知から受験票を預かりました。 パソコンで高専のホームページへアクセスし、新しいタブを開いてネットサーフィンしながら合格者が開示される10時を待ちます。 時間の進みが遅いような、そうでもないような 合格発表を待つときの心境は何とも複雑で、本当にドキドキもやもやしました。 夏に学校見学へ行
寮に居れば個室なので、自分のペースで自由に過ごせる息子達。 だからなのか、以前よりも波長が合わなくなった気がします。 一緒に何かをする様子は皆無。 お互いに譲る姿勢も見られません。 現在は閉寮中なので自宅で過ごしています。 期末テスト前なので勉強するのはいいのですが、2人とも時間帯が別々。 ただし、居間のこたつで勉強をしたいのは同じみたいです。 で、太知が昼間、葉介は夜中。 葉介が4時頃になって自室へ行くと、太知が起きてきて勉強を始めます。 これまでは、お任せで自由にやら
コロナワクチン接種後はいつも副反応が激しい葉介。 毎度、ぐったりしています。 同じタイミングで摂取する太知はピンピンしているのに。 今回も葉介は高熱に苦しみました。 食欲もなく、ひたすら眠っています。 用意したプレミアムな解熱剤を飲んでもダメでした。 食欲がないと言い、イチゴとパイナップル缶の食事。 小岩井農場のオレンジジュースは飲みやすかったようでガブガブ飲み、「うんま~い」と言って再度爆睡してました。 弱っているときは、水分補給と睡眠が優先です。 2日目の夜、体温が3
期末テスト明けのスキーに誘われた太知。 スキーウエアを常備していたのは小学生のときまでです。 買わなくては。 ネットでも買えますが、ママ財布からの出費ということで実際に見て買うことにしました。 「ワークマンでいいよ」 そうね、まずはワークマンへ行きましょう! 防水防寒仕様が溢れています。 ワークマン、最高です。 しっかり試着をして選びました。 上下と手袋、帽子を購入して12,000円でおつりが来ました。 実は、一緒にスキーへ行く友達がウエア購入の付き添いを申し出てくれて
息子達を歯医者へ連れて行きました。 3ヶ月おきにフッ素塗布を行っています。 お世話になっている歯医者さんの方針で、高校生のうちは塗布することに。太知は既に3年生なので、そろそろ終わりです。 私は待合室で待っているのですが、太知の塗布が終わると先生に呼ばれました。 「太知君、親知らずが見えたのでレントゲンを撮りました。1本は抜いたほうがいいですねえ」 撮影したものを見せてもらうと、なるほど変な角度に生えています。 「紹介状を書くので、早めに抜いたほうがいいです」と。 幸いに
推薦入試と校内行事のため、1週間も学校がお休みになる息子達。 この機会に、コロナワクチンの接種をしようと予約をしています。 実は冬休み中に摂取しようと予約していましたが、雪が降ったために外出自体を見送りました。 そこで、今回の休みに合わせ再度の予約です。 過去3度、接種の度に副反応で苦しんだ葉介は、「期末が終わってからでいいんじゃね?」とブーイング。 中間テストでまあまあの成績だった人の反論は聞く者の心に響きます。 まあ、確かに… 葉介が嫌がるのもわかるのですが、我が家は
危険物取扱者乙種4類の資格試験をパスした太知のところに簡易書留が届きました。 最初に届けてもらったときは不在だったため、再配達を依頼。 なんと、Lineで手続きができます。 さくっと感動。 そして手元に届いた封書。 中には免状が入っています。 太知に知らせるため、開封して免状の画像を撮影し、Lineで送りました。 免状はカードタイプ。 小さめの賞状のようなものをイメージしていたので、驚きました。 そして顔写真付き。 次の写真の書き換えは10年後の2033年のようです。 太