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高専デビューのためにお買い物 # 母親目線で語る高専入試

びっくりするほど洋服を持っていなかった

高専に制服がないのは承知していました。
加えて、手持ちの服が少ない太知。
これは買わなかった私のせいでもあるのですが、お出掛けする機会もオシャレする気もなかったことが理由です。
とにかく数を揃えないといけません。

2~3月は買い時

高専の近くにショッピングモールがあります。
ここは立ち寄りやすいこともあり、高専合格後からちょくちょく買い物をしていました。
この時期、冬物などのセールを大々的にやっているのでグッドタイミングです。
私が目指したのは、ちょっとオシャレな高専生コーデだったのですが、このときの太知は洋服に対する興味ゼロ。
どれだけ買い揃えればいいのか悩む私の後ろを、仕方なしにトボトボ歩いていました。

寮生コーデはジャージが正解

合格したときにもらった案内には、「寮生はジャージが便利」と書いてありましたがピンと来ず。
でも、高専生にはジャージが一番です。
後々、ジャージは高価だけど優れものと気が付きました。

寮では自分で洗濯をするのですが、ジャージは乾くのも早くて優秀。
シワも気になりません。
寝るのも講義もジャージで間に合います。

太知が通う高専だけなのか、通学生もジャージ愛用者が多数。
着こなせない洋服を買ってもらうより、ジャージがいいようです。
買い与える側としても、結局そのほうが経済的だったような気がします。

入学式は中学校の制服

制服がない高専の入学式は、中学校の制服で出席するのが一般的。
それは女子も同じでした。

太知の制服は学ランです。
写真を撮っても卒業式なのか入学式なのか判別し辛いし、おまけに地味。
なんとなく晴れの日という感じがしなかったので、靴は赤コンバースのハイカットを選びました。

通学カバン選びはゆっくりと

高専の講義は90分間、4限/1日ですが、教科書購入のときに渡された冊数の多さに仰天しました。
どれくらい容量のある通学カバンがあれば間に合うのか。
寮から通うとしてもカバンは必要です。
あれこれと物色しまし、気に入ったものが見つかったのは夏休み前でした。
それまでは中学校時に使用していたアディダスのリュックで代用。

そして気に入ったのは、トートバッグです。
カジュアルなスタイルですが、しっかりとした造り。
型崩れしないことを期待して、選びました。
3年が経過した今も活躍しています。
ちなみに、通学時の荷物は中学生のときに比べて格段に少ないようです。
4限しかないからでしょうか。

他の高専生はというと、やはりリュックが多いです。
中学生のときに買ったものを使い続けているという子も意外にいます。

買い走った感あり

もう高校生なのだから、困ったら親に頼る一辺倒ではなく自分で対処する。
自分の口から先生へ状況を説明して猶予をもらう等、できるようにならないと。

そうならなかったのは、我が家の場合は私に原因あり。
言い訳をするとすれば、すぐにでも太知が巣立つような気分になってしまった…というか、巣立つ前にできる限りのことをやってあげたいと大袈裟に考えてしまい…
実際は、寮生1年生に対して最初の1ヶ月は週末にできるだけ家へ帰るよう指導があったので、足りなければそのときに買えば十分に間に合いました。
入学を前に浮足立っていたとしか思えません。

子育ての終わりが待ち遠しいと感じつつ、継続中であることが日々の励みになっていることもまた事実。現在の心境は言葉を尽くしても語りきれずに、今日も綴ります。