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海士町とのヨコ連携

夏に開催した「因島フィールドワーク合宿」。
二次隊の募集に向けていろいろと準備をしています。

そんな中、同じ中国地方の島根県隠岐郡海士町では、「特別派遣前訓練」として3名の訓練前隊員が活動をしていると聞き、今後の活動のヒントになるのでは?と思い視察に行ってきました。

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年配の方も多い離島ですので、もちろん、検温、マスク、手指消毒といったコロナ対策は万全です。

海士町で活動をしている研修生は、JICAボランティアに合格したものの、新型コロナウィルスの拡大の影響を受け、国内の訓練所で実施される予定だった派遣前訓練にまだ参加できていないJICA海外協力隊候補生の皆さんです。

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海士町では、因島と同じく、それぞれが関心を持っている分野で活動できるようJOCAと海士町役場のコーディネーターの方が連携しあって、研修生の活動先とのマッチングを行っています。

研修が開始されて約1か月。
研修生は、現在、島にある2つの小学校で授業等でのサポートしています。

お邪魔した日は、研修生が滞在している民宿の田んぼで稲刈り中。
稲を刈り取り、束ね、はざかけにするところまでをこの日は行いました。
滞在中に自分たちが刈り取ったお米をいただくことができるとのこと。
楽しみですね。

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作業方法を丁寧に教えてくださっています。
(束ね方を教えてもらっているところ)

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機械でできる作業ですが、せっかく来ているのだからといろいろな体験を提案してくださる民宿のおかみさんの心意気がうれしいですね。
毎日の食事もとてもおいしいそうです。

海士町は、JICAの本邦研修のほかにも、各種視察、合宿等の受け入れをたくさん行っていることもあり、外部の人たちの来島に対しての抵抗はない様子。子どもたちも、すぐに声をかけてきてくれます。

海士町のキャッチコピー
「ないものはない」

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私にはたくさんの「あるもの」が感じられました。

同じ中国地方の島。
瀬戸内の因島と、日本海の海士町。
風土も文化も違うからこそ面白い。
どんなヨコ連携につながっていくか。
これからが楽しみです。

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どちらも海はきれいです。一度訪れてみてはいかがでしょうか?



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