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抱きしめたらわかる、大型犬の魅力!! 【伊舟】がくれたおだやかな日々
犬はいい。
特に大きい犬はいい。
丸太のようなボディをひとたび抱きしめたら、心の小宇宙(コスモ)が広がります。
絶対に無視できない圧倒的存在感、ダイナミックな愛情表現、抱っこしているのに抱っこされているような宇宙感。
体も心もどっしりと頼りがいがあり、全てを受け入れてくれる広くて深い愛情の底知れぬ生き物だということです。
熱く燃やせ、奇跡を起こせ。とも言えます。
毛はえぐいほど抜ける。
粗相を当たり前の顔してする。
病院に行けば諭吉さんが普通に飛んでいく。
飼い主が生涯かけて建てた家(もちろんローン中)を犬歯で壊そうとする。
飼い主の手を噛む。(真の意味で飼い犬に手を噛まれる)
挙げればキリがない我が家のラブラドール、伊舟(いしゅう)の常日頃です。
といっても2歳になるのでさすがに落ち着いてきましたが、これはいわゆる大型犬あるあるです。
──約2年前、伊舟は子犬の時に我が家にやってきました。
ちょうど私が人生の地底を這っていた頃(※自己紹介参照)、あまり犬が得意ではなかった旦那が、犬といつか暮らしたかった私のために見つけてきてくれたのが、伊舟との出会いでした。
小さい命が目の前に急に現れて、ごはんだ、トイレだ、散歩だ、と、否が応でも地底から這い上がらなければいけなくなり…。
それと同時に、持ち前の天使なビジュアルで私の口角を上げ、心までも融かしてくれました。
もし伊舟と出会えてなかったら…自分の行く末を考えただけで震えます。
子犬育て、短い期間だけど、頑張りました。
ジキルとハイド(現実は天使の見た目と悪魔の行動)に振り回されては、旦那に励まされたり、SNSのフォロワーさんに助言頂いたりしながら。
そうこうしているうちに、気付けば甘えてくれるようになった伊舟と、伊舟にメロメロになった旦那と、地上を歩いている自分がいました。
今は、日毎に可愛さを増していく伊舟とおだやかに暮らせています。
大型犬あるある行動ではあまり動じない、おだやかになれるくらいに私も成長したのかな。
……なんて、ありきたりな言葉を羅列したことは、正直なところ不本意です。
好きがバグって伊舟の体内に入りたくなるし、伊舟が笑えば世界が平和になるし、神をも超えそうだし、尊死するほど可愛い。(けど目に入れるのは痛い)
うん、
何だかな、
どれもこれも、
言葉にしたら全然足りないです。
少し昔の「亡念のザムド」というアニメがあるのですが、それに出てくるキャラに『紅皮伊舟』という女船長さんがいて、その人の【言葉はいつも心に足りない】というセリフが私は好きで心にしまっています。
そう、伊舟の名前もそこから頂きました。
いつか、心に足りるくらいの言葉で表現出来たらいいなとは思いますが、今のところ、伊舟への愛情をくまなく表す言葉は到達できていません。
そもそも進化し続ける天井知らずな愛情に、言葉が追いつくはずもないです。
同じ心なら言葉はいらない。
一緒に生きていく。
それでいいかな、とも思っています。
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読んでくれてありがとうございます。
ついでにスキ♡して帰ってね。
Tealyric
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