フランチャイズ教室を辞めた話
「自分らしい教室」ということで,教室の作り方を徐々に更新していますが,少し脱線して,私の話をしたいと思います。
私は独立開業する前,大手フランチャイズ教室を運営していました。フランチャイズ教室はいろいろありますが,私が所属していたのは大手○〇〇ジュニアです。
フランチャイズの教室を始めた話。
本題に入る前に,私の経験を交えて,フランチャイズ教室のことをお話ししたいと思います。フランチャイズ教室について,ご存じの方は,スキップしてくださいね。
私は,私立高校で2年間,英語教師をしていました。その頃の職場は,女性教員は結婚したら退職というのが通例でした。(時代でしょ~)
9月ごろ,上司にその旨を伝え,年度いっぱいで高校教師を辞めることになりました。向こう見ずな私は,その足ですぐ次の仕事を探しました。
結婚しても,子どもを産んでも,仕事は続けたかったため,○〇〇ジュニアへすぐに連絡。私が働いていた高校は田舎でしたが,スタッフが近くの施設まで来てくれて,試験を受けさせてもらいました。(約20年も前なので思い出しながら,記録していきます。)
その後,合格通知をいただき,無事契約。契約金3万円を払いました。
○〇〇ジュニアは研修がしっかり組まれていて,初めて英会話教室を開く方には,とても勉強になります。まあ,研修は大変でした。きっちりマニュアル通りに授業を進めるため,覚えることいっぱいで,不安がいっぱいでした。始めの頃の研修は,10月から月2回。自宅から車で50分かけて,研修会場に行っていました。同期が20人くらいいたように思います。(何人くらい続けているかな?)研修への交通費は出ませんでした。その後も研修は年2~3回ありました。
研修が終ると,5万円の準備資金が支給され,そこからホワイトボードや机・椅子を購入。私は運良く,近くの辞められる先生から3万円で譲り受けました。
そして,促されるのが,チラシ作成。生徒募集や教室で行うイベントの告知などを盛り込んで,原稿を本部に送ります。枚数は月1回1,000枚程度発注していたと思います。それを自分で新聞社に持っていき,折り込みました。チラシの発注代+折り込み料=1万円くらいかかる覚悟が必要です。
最初の頃は生徒がいない状態でも,チラシ代は飛んでいくので,悲しくなりますが,広告は大事ですからね・・・
もう一つ負担だったのは,そう!月謝(ロイヤリティ+講師収入)です。
私の時(18年前)は,うろ覚えですが,20人まで50パーセントのロイヤリティでしたので,6,000円で講師収入は3,000円です。生徒数が多くなるとロイヤリティが減る仕組みで,講師の取り分が多くなっていきます。
ここから先は
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?