群集心理の話をする前に
質問です。
ある日突然
科学者と名乗る人物が、
「世界は毒に汚染された。私が持っているこのモヤっとボールを食べれば汚染から逃れることができ、周りの人を守るためにはこれが唯一の解決策です。食べると稀に心臓が止まることがあるし、長期的には何が起こるか分からないが大丈夫、私は科学者なんです。とにかく私を信じて。」
国のリーダーは言います、
「モヤっとボールを食べない人が今世の中で起きている諸悪の根源です。なぜなら彼らが毒を広めているんだから。」
「モヤっとボールを食べない人にはお金を稼ぐ権利を与えません。旅行もダメ。じゃあ家でお酒でも飲んで心落ち着かせますか?それも出来ないようにします。何なら毒に汚染された人たちは危険なので、特別な施設へ隔離します。言うことを聞かない人たちは社会に迷惑をかけているので、医療を受ける資格もありません。税金も課します。自由にみんなと同じように社会活動したいのであればモヤっとボールを食べて仲間に入れば良いだけの話。何も難しいことではありませんよね?」
2年前いきなりこんな事を言われたら、どう思ったでしょうか?
ばかばかしいと思いましたか?
何言っているか分からないと疑問に思いましたか?
かなり言葉は遠回しにしていますが、この主張がまかり通っているのが世界の現状です。
何だか歴史上の話を彷彿とさせる程です。
ある日突然言われたらおかしいと思うことも、長い年月をかけて少しずつ情報を操作することによって、”正しい答え”として信じられるようになります。あとは信じた人々がこの”正しい答え”を勝手に広めてくれます。
もし今日本に住んでいて、
「世界で何が起こっているのかイマイチピンとこないし、日本は大丈夫。」
そう思いましたか?
それは当たり前のことだと思います。
実感がなければ理解をすることは到底不可能です。
私は現在カナダに住んでいますが、こんな国になることを全く想像していませんでした。
事実、
現実を受け入れるのに時間がかかりました。
もし読んでくださった方がいたとして、あまり詳しい現状を書くと気分を悪くされるかもしれないのでここには書かないことにしました。
でももし少しでも世界に目を向けてみたいと思った方がいたとしたら、英語のサイトですがBitChute, Rumbleなどの動画またはDuckDuckGoなどで検索をかけてみてください。
*大手のソーシャルネットワークサービスや検索エンジンはかなり情報操作されていて、偏った意見しか出てこない可能性が高いです。その中でも恐れず発信活動を続けている方々もいますが。
かくいうゆでがえるの私は、日本の公立高校を卒業するまでは、特に何も疑うこともなく、どちらかというと真面目で人聞きの良い生徒でした。
周りと上手くやっていくことを最優先にする、
自分の意見のない人間の完成です。
そんな温泉に浸かって平和ぼけした私は海外に留学し、
自分の意見をはっきりと伝えることを学んでいたつもりでした。
でも世の中は一変し、
カナダは以前のような個性豊かな様々な人種の人々が作り上げていた面白い国では無くなってしまいました。
人々は分断され、
ストレス下で冷静な判断力を失った人々で満ちた社会となってしまいました。
恐怖では現状を打破することはできません。
今程までに自分が常識と思っていることを捨てて、
考える力を鍛える必要があると感じたことはありません。
期待は高め過ぎず、でも希望は捨てずに!
まずは現状を知ること。
そこに気持ちを引きずられないこと。
そこからようやく道が開けるのだと思います。
群集心理について書こうと思いましたが、
いきなり書いたところで意味のないものになってしまうと思ったので、群集心理の前置きとして最後に、
・現在、特殊な心理状況下で人々が動いている
・群集心理は時間をかけることによって、多くの人々が無意識のまま形成されてきた
とまとめておきたいと思います。
自分でももう少し勉強してからまた文章にしたいと思います。
もしこの文章を読んで、怒りさえ覚えた人がいたとしたらその気持ちはどこから来るのか少し考えてみてください。
また、何だか居心地が悪いと思った人がいたとしたら、私も同じです。
でもそれは、
新たな発見ができるチャンス到来ではありませんか?!
恐れる相手を間違えてはいけません。
一歩一歩一緒に学んでいきませんか?
これからも、日本のメディアでは報じられない情報を翻訳してシェアしていきます。よろしければサポートお願いします!