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変わり果てたカナダの2020年を振り返り

2年前の春
ロックダウンの影響で仕事が無くなったのをきっかけに、絵を描き始めました。

良くも悪くも時間だけはありました。

たくさんお散歩して、パンも買う代わりに自分で焼くようになり、そのパンでパン粉も作り、とんかつ屋さんなんて近くにないし日本に行って美味しいとんかつを食べることも不可能になってしまったので自分でとんかつを揚げて、ソースも足を伸ばして日本食を扱うスーパーに行けば買えますが高いので試行錯誤して家で手作りするようになりました。

そんな不便さもどこか楽しめる余裕がこの時はまだありました。

家庭菜園を始めたのも2020年からです。

今考えると2020年からの生活というのは
悪いことばかりではなく
学びと発見があった2年間だったと思います。

この時はまだデジタルでイラストを描く道具を持ってませんでした。

↑(イラストのおじさんの吹き出し解説)
握手をするようになった由来を知ってるかい?」
「昔はね、相手に『自分は武器を持っていませんよ』と示すための習わしだったんだよ。」
「今君は『危害を加える者ではありません』と何も持っていない右手を僕に差し出したね。」
「君がもしウイルスを持っていたらどうかな。」

映画「コンテイジョン」より
トイレットペーパーや食材の棚が空っぽになりました。
生鮮食品やデリなど食品に触れるものを取り扱わなくなった代わりに風船で埋める。"Be kind. Be calm. Be safe."の文字
定員制限があったため、スーパーに入るためにソーシャルディスタンスをとって外に並ぶ様子。2年前はマスク着用義務はまだありませんでしたが、徐々に厳しくなっていきました。
休校になっても子どもたちはクリエイティブで活力に満ち溢れていました!
海沿い散歩
海岸の遊具
"ビーチやピクニックエリアでお酒はダメ。"(右下の白い看板はパンデミックから付け足されたもの)"2mの距離を取ること、掃除除菌グッズを持参すること、手をよく洗い消毒すること、混雑を避けるために列になって並んで待つこと。"
結局混んでいたのでルールなんて意味なし?!天気の良い日はお外で楽しみたいですものね。2年前のちょうど今頃はまだルール違反に牙を剥く輩はいないどころか、「パンデミック?ニュースが騒いでるだけでしょ?」みたいな感覚の人の方が多かったかもしれません。だんだんとプロパガンダの効力を実感することになりますが、2年前はまだ分断などどこへやら?です。感染に対して少し意識するも日常と乖離するほどではなく平和でしたね〜
駐車場でも2mルール。イラストによるとウイルスは車もぶち抜いて襲ってくるらしいです!こわいこわい。下の看板を見ると”タバコだめ、veporizerだめ(電子タバコみたいなやつです)、マリファナだめ"とイラストがありますね。

2年経った時に
「あ〜あの頃はパンデミックというものが世間を騒がせて色々と大変なことがあったな。」と振り返ろうと思って残していた写真でした。

2年経った今
もう過ぎ去った過去のこととして振り返りたかったのですが、日常を取り戻すどころか残念ながらカナダという国は情報操作徹底主義人民共和国へと変貌。
(表面からはあまり見えないようになっていますが)全体主義まっしぐらで、その流れに(意識的にも無意識的にも)賛成する人と政府の企みに抵抗する人たちとの間で分断が加速しています。(あくまで個人の肌感です)

嗚呼
2年前はまだ平和だと感じていたな。

亀さんみたいに今日ものんびりいきますか。

世の中狂い散らかしていても、自然というのはいつだって変わらず偉大です。

いつも元気をもらっています。

今日は一日雨ですが、またお日さまが出たら畑をいじって散歩に行こうと思います。




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