弱小サッカー部からの脱却

他人なんてどうでもいい。
結局全部、自己満足なんだから。

何やそれ。
自分がいいと感じているなら、
他人を傷つけてもいいんかって話。

確実に一回戦負けくらいの実力しかないサッカー部が、
目標を「県制覇」にしていた。
一回戦目に優勝候補と当たった。
彼らは「全力でぶつかっていこう。ダメで元々だ」って言って
勝負に挑んだ。
結果は負けたけど、先制点を取って前半終わるまでは勝っていた。
これは、実力差考えたらすごいことだから、
彼らはこの敗北をみんなで讃えあった。

これは、自己満だと思うよ。
相手チームからしたら、
勝つための練習してないやつが一丁前に勝ちにきてんなよってなる。

自己満足できたら本当にいいんか?
他人の満足は実感はできないけど、
そこを蔑ろにはできないやろ。

俺は日々上手くいかないことが多い。
他人に伝わらないことも多い。
けど毎日、
その人の置かれた環境とか経験してきたこととかを考えすぎるくらい考えて、
その人が満足できる状況をつくるようにしてる。
それが、結果出ているかは分かんないから、
それさえも自己満足って言うかもしれないけど、
自分以外のやつのためのスペースを頭ん中に持とうとしているのは、
きっと他人の満足の一歩目にはなるんじゃないかと思ってるんだ。

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