金魚の尻込み

面白がられるって幸せなことだと思う。
集団に受け入れられていることの表れだから。

面白がられず、受け入れられずに日々を暮らしたり、仕事をしている私。

飲みに行くと特に感じる。
何を言っても響かない。
「すべっちゃいましたね〜」とかも言えない。
状況の捉え方が共有できていないのだ。

男が得意じゃない。
全く笑ってくれないから。

飲みに行くと感じることはまだある。
どんだけ酔って人が変わっても、
関係性はそのまんまだってこと。
それがむしろ関係性の堅固さを思い知らせてくる。
仕事の時だけじゃなく、どんな状況下でも、
俺はあいつにぺこぺこするんだ。
あいつの機嫌のためにニコニコするんだ。
もう私が動けるのはこの範囲だけなんだ。
金魚鉢のなかの金魚みたいに。

辞めたくもなる。
一人一人の実力を認めてて、
自由を与えている仕事がいい。
でも、その実力が自分にはないような気がしてしまう。
結果、時ごとを続けなければその実力はつかないのではないかと、尻込みをしている。

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