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No.26:ひつまぶし3杯目のお茶漬け #Weeklyお茶漬け
はじめに
#Weeklyお茶漬け は季節と連動したお茶漬けを毎週更新するシリーズです。一昨年の七十二候シリーズ、昨年の二十四節気シリーズの写真を撮っていく中で得た季節ごとの知識を活かし、お茶と具を毎週考えてお茶漬けを作り撮影しています。
Twitter、Instagramでは3行レシピ画像と共に更新していますが、noteでは材料や分量、細かいポイントも公開します。
No.26 ひつまぶしのお茶漬け
週末に土用の丑を控えた、鰻を食べるしかない7月24日週のお茶漬けです。(天然鰻はともかく、養殖鰻は今が旬ですね!)
鰻重風、混ぜご飯風、と色々考えましたが、もともとお茶漬け風にして食べられる鰻といえばひつまぶし。1杯目はそのまま、2杯目は薬味を載せて、3杯目は出汁をかけて食べる名古屋名物です。
問題なのは、ほとんどの鰻屋さんで「お茶」ではなく「出汁」をかけていること。鰻はあんまり煎茶などのお茶と相性はよくないのです。
そこで今回は鰻の骨せんべいを使った出汁、名付けて「鰻の骨茶」を使っていきます!
#Weeklyお茶漬け
— 矢島 愛子 / Teaist 🍵 (@amnjrn) July 29, 2023
No.25 ひつまぶし3杯目のお茶漬け
今年の土用の丑は30日🐟
ひつまぶしといえば、1杯目はそのまま、2杯目は薬味を載せて、3杯目は出汁をかけて食べます。
問題は、出汁の代わりに煎茶とかをかけても鰻との相性があまりよくないこと。
そこで即席「鰻の骨茶」を作って注ぎます🦴 pic.twitter.com/kcsFsJrR0k
【材料】(1合分)
鰻の蒲焼:1/2〜1匹
白米:1合分
鰻の骨せんべい:15g
お湯:200ml弱
蒲焼のタレ:あれば
小ねぎ、刻みのり、白ゴマ:少々
![](https://assets.st-note.com/img/1690601051983-V4a8yeeu71.jpg?width=1200)
蒲焼のタレは「砂糖:酒:みりん:醤油=1:1:1:1」または「=1:1:2:2」で煮詰めても作れます。鰻の骨茶だけでは味が薄い時などにも足してください!
私の好物でもある鰻の骨せんべい15gにお湯200ml弱をかけるだけで香ばしい香りの出汁が一瞬でできて、鰻茶漬けとの相性も当然のようによい…!
— 矢島 愛子 / Teaist 🍵 (@amnjrn) July 29, 2023
(お湯をかけた後の骨せんべいはあまり美味しくないのだけが難点です笑)#weeklyお茶漬け pic.twitter.com/QnZsTVptg8
「これは鰻に合う」というお茶がありましたらぜひ教えていただきたいところ。高級食材なので、あまり色んなお茶をかけて冒険するのももったいないですしね(本音)
ひつまぶしの3杯目のお茶漬け
うなぎの蒲焼は皮目を下にしてフライパンで蒸し焼きにし、短冊切りにする。
炊いたご飯に1.を載せ、お好みで蒲焼のタレや薬味をかける。
鰻の骨せんべいにお湯をかけて数分待ったものを注いで完成。
![](https://assets.st-note.com/img/1690601291992-Q7zBJmKwnZ.jpg?width=1200)
蒸し焼きにすると鰻が柔らかくなりますが、細切りにするのが難しくなります笑
オーブンなどでカリカリに焼いた方が細切りにしやすいですし、焦げてるぐらいのひつまぶしも美味しいですよね。
インスタもあります
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美味しいお茶漬けの構成要素は「①塩気、②動物性の素材、③素材を損ねないお茶」ではないかと思いながらレシピを開発しています。②は油分などでも置き換えられると思います。
そのため、普段ならあんまりお茶漬けにしない具も扱いますし、季節感が出る素材であればなんでも積極的に扱っていきたいと思います。
再現しやすいよう、お茶は細かい品種やブランドを指定せず、ざっくりとしたジャンルでお伝えします。
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