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【やんなる短歌】まとめ②

-はじめに-
「やんなる短歌」とはごご茶が作った短歌の愛称のようなもの。嫌になっちゃう…やんなっちゃう…やんなる!という気持ちの時に短歌を詠むことが多い為この名称になった。たまにやんならない気持ちの時に詠んだ短歌が混ざるのはご愛嬌。

「ごめんね」とみんなの前で謝られ
「怒ってないよ」と怒ってるけど

みんなの前で謝られちゃったら、こちらは納得してなくても許すしかない雰囲気ありますよね…。許さないと逆にこちらがわからずやの人でなしみたいな。
でもこれ何のきっかけで作ったのか覚えてないなぁ。SNS眺めてて浮かんだのか、会社で何かあって浮かんだのか…?覚えてないって事はいうほど重要な出来事ではなかったのでしょう(笑)

窓塞ぐ断熱ボード取り払い
我がボロ屋にも春光の射す

我が家、かなり古くてガラスが薄っぺらい中古住宅。隙間風も入ってくるんですよ。
なので窓辺は断熱プチプチ張りまくりの断熱ボード置きまくり。当然光が入る量も減っちゃって…。冬は暗くて寒くて最悪(笑)
温かくなってきてこれらを外すと「春が来た!」って感じがするのです。

ニュースではマスクを付けた犯人が
節度保ちて連行さるる

夕方のTVニュースに映る犯人達。みんななんだかんだちゃんとマスク付けてるなぁって思いながら作りました。
悪い人も未知のウイルスは心配なのね。
(もしくは警察に付けさせられてるのかしら…?)

吠えてくる裏のワンちゃん
いい加減ババアの顔を覚えて欲しい

裏庭で草むしりしてると、ちょうど裏の家のサンルームにトテトテとワンちゃんがやってきて吠え始めるのです。
出会って5年くらい経つんだから「ああ…いつもの草むしりババアか」って覚えて欲しいよ、ワンちゃん!
でもおかげさまで不審者や泥棒の心配は減って、頼もしくもあるんだけどね。

いにしえの家人施す防草の
シートの名残り見つけて悲し

これも草むしり中に浮かんだ短歌。
草ボーボーの地面からチリチリボロボロのワカメみたいなものが出てくる出てくる…。何かと思ったらそれは前の住人が施した防草シートの成れの果ての姿で。
それを理解した瞬間、祇園精舎の鐘の声が聞こえてきましたね。

ネギ植える夢見た連休明けの朝
続く暮らしに感謝してみる

何だろうコレ。作った事すら記憶にない(笑)
連休明け、また会社や学校が始まる当たり前の日々をしみじみ噛み締めたのでしょうか。

Wi-Fiが飛び交う部屋でただひとり
見えぬものほど尊く思う

一時期ウチのWi-Fiの調子が悪くて、通信状況最悪だったんです。家にいるのに、パケット通信量が発生する理不尽な日々…。それが1ヶ月ほど経ってやっと解消した時の短歌。
Wi-Fi電波も大事だけど他にも見えない大切なものってあるなぁ、なんて想いも込めつつ。

-おわりに-
短歌や俳句は、読者に解釈を委ねるほうが十人十色の味わいがあって楽しいと思うのですが…自分で解説つけちゃいました(甘栗むいちゃいました、みたいなライトなノリで敢えて言う)☆

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