【詩】私のカケラ/チクタク
私のカケラ
あの日
あの教室や
あの道端や
あの町に
落としていった
私のカケラ
拾い集めて
組み立てたなら
どんな私になるだろう
寒い夜に
マグカップを抱えて
意味もなく
考えている
湯気がのぼっては
消えていく
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
チクタク
チクタク
チクタク
こんな間抜けな響きに
私の生命の時間が
似合う時もあれば
似合わない時もある
チクタク
チクタク
1から60の世界を生きる
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?