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ここの所ずっと
君は僕のそばに居座って、
ちっとも帰ろうとしなくて、
いつも笑顔でまとわりついてきた。
正直ちょっと鬱陶しいと思ってたんだ。
なのに昨夜の君はなんだか元気がなくて
朝起きたらいきなり居なくなってた。
こういう最後が一番堪えるよな。
せめてお別れのキスくらいさせてくれよ、夏。

駅のホームで電車を待つ間、空想にふける。
_この町にはもう2度と戻らないかも、なんて。

やがて特急が滑り込んできた。
ブシュ。ドアが開き私に似た女が降りてくる。「この町に決めた。貴女と入れ替わる」

_え？
私は訳も分からず電車に乗った。ドアが閉まる。女は私に向かってホームから手を振った。

犬系彼女、UFOキャッチャーの景品がなかなか取れなくて泣いちゃった。「3千円も使わせちゃってごめ…なさい…」だって。天使すぎんか。
10年後、僕は泣きながらひざまづき懇願している。「お小遣いあと3千円増やして下…さい…」。目の前には犬というより狼というよりMonster系奥さん。

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