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公教育大変革

「日本の公教育はものすごい変化の時代に入っている。今のままの自分では、その変化に対応しきれないだろう。」
 そう考えたのが、私が教職大学院で学ぶことを決めたきっかけでした。

 で、大学院で、いろいろな改革の流れがあることや、学校教育を大きく変化させていくことが求められていることを知り、学んでいます。

 でも、きっとこの大きな流れや変革を現場が飲み込むのって、そうとう時間や手間、努力が必要そうです。コロナ禍で一気に進んだ一人一台端末の活用だって、地域差がすごいようです。制度や設備の改善でできることが増えても、何を行っていくか検討していく時間、新しいものに対応するスキルを身に付けるために研鑽する時間が、学校には十分ないのです。
 自分自身が大学院で学んでいることで、現場の教員が学ぶ時間を確保することの重要性をひしひしと感じています。
 ああ、時間が欲しい。

 じゃあ、むりやり時間作っちゃうのはダメかなあ?ということで、今回のアイディア。

 一度、4月~8月に、全国一斉学校お休み期間をとりませんか?

 これは上記のように、教員が大きな教育改革に十分対応するための時間を確保することがねらいです。しっかり時間をとって、しっかり学び、学校の体制も大きく変えてしまいます。
 4月、5月は現状の課題の整理と研修、現行の法や条例制度でできる範囲の確認。6月は学校として何を行っていくかの検討。7月、8月前半は校内の体制整備。8月後半は夏季休暇。
 そして、これを機に日本の学年の区切りを9月~8月にしちゃいます。留学する人たちが学年の区切りで待機する期間が生まれることも解消。
 企業も新卒受け入れ時期を次の年からずらします。上の諸外国の学年区切りと絡んで、外国人人材も受け入れやすくなるかもしれません。

 学校の開かない4月~8月期間の子供の預かりについては、校舎だけを解放して、地域の保育園、児童クラブ、お年寄りなどに補助や賃金を出して見てもらいましょう。

 学校に絡む日本の文化的情景が一変してしまうような方策ですが、大幅な公教育の変革のきっかけにできそうです。どうでしょうね?

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