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「生産性の向こう側」

以前,こんな記事を書きました。

今日はその先を考えてみようかなと思います。

個の生産性をアップすると

早く帰れる→休息や自分の趣味,家族との時間が取れる→翌日元気→子ども達に好影響

こんなサイクルが出来上がります。

多分私はこれができています。でも,これってせいぜい自分の半径1mが幸せになる程度の事だなあということに気が付きました。

見える範囲は変わってもちょっと顔を上げると周りは辛い顔,なんてこともよくあります。

元々の私は「人は人,工夫していないのが悪いんだ」位に思っていました。しかし,現場を見ているとそうも言ってられないなと思い始める自分がいます。


先日,今年初めて学級担任をしている新人の男の子と仕事後に食事をしました。どうやらクラスで上手くいかないことが多く,「子どもを締めなきゃ!」と躍起になっていたので,話を聞きました。助言も一応しましたが,そんなことよりも吐き出す場となれたことに価値はあったように感じます。


私は毎日のトレーニングもあるため,私は「誰よりも早く出勤して,誰よりも早く退勤する」といったスタイルで仕事をしています。あまり馴れ合わないこのスタイルだからこそ,「気にせず,逆に話せる人」を目指したいです。


「生産性の向こう側」に辿り着くには

・業務の精選の必要性を組織に気づかせる


これに尽きると思うものの,今の私では組織をひっくり返す力はありません。

ここにイライラしていても何も変わりません。


なので私なりの「生産性の向こう側」として

・倒れそうな人に最初に気付ける人を目指す

・それができるように余裕を持てるように個の生産性をさらに引き上げる

これをしていこうかなと思います。過去に療休に入ってしまった人がいた時に「声をかけようかな」「食事に誘おうかな」と迷っているうちにその人が倒れてしまい,後悔したことがあります。そんな人を見つけたら関係性等気にせず,一声かけられるようになります。

倒れる前に背中を支えられればと思います。


ここ数日,Twitterを眺めていると

#先生死ぬかも

というハッシュタグがトレンド入りしています。

生産性のアップは基本的には自分のため,でも人のためにも使っていけそうです。

早い地域はもう夏休みが終わってしまいます。全国各地の先生方が「無理なく,倒れず」乗り切れることを願っています。

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