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ICT、ICTと世間は言うけれど・・・

 学校が休校になり、オンライン授業が行われるようになりました。
トラブルも多々あるようで、
子どもに関すること
・授業中、ミュートを外して他の子の妨害をする
・名前を変更していないため、誰が誰かわからない。
・ビデオをオフにしているので、聴いているかわからない。
・バーチャル背景で遊んでる。
・チャットで必要のない書き込み
・2コマ目以降、参加しているかどうかが不明確

機器のトラブル
・ホストが子どものタブレットに移行してしまう。
・音声が聞き取りづらい(ネット環境が不安定)

というのが、この2週間オンライン授業をして出てきた課題です。
機器のトラブルに関しては、自治体に委ねるしかないわけで・・・

 子どもに関する課題を見て、オンラインどうこう関係ないのではと思ってしまいます。授業中、ミュートを外して・・・っていわゆる私語ですよね。
ビデオをオフにしてる・・・って普段も他のこと考えてたり、授業に参加していなかったり、そんな子ざらにいますよね。

 これらを踏まえて、ある程度の「強制的な力」あるいは、「学びに向かう必然性」っていうのが大切なのかなと感じてます。前者に関しては、賛否あるかもしれませんが、学習して課題をクリアしないと、次のステップに進めない、新しいステージに挑戦できないみたいな取り組みが必要になるかもしれませんね。(薄らぼんやりした考えですが・・・)

 私は、特に後者の「学びに向かう必然性」を重視しています。
なぜそれを学ぶのか。それを学んだら何ができるようになるのか。それを醸し出しながら(ただ、言って聞かせるのではなく!)授業を作れたらいいですよね。

それとオンライン授業だからってずっとオンラインにこだわる必要もないです。
オンラインとオフラインを交互に交えながら授業を作ること、子どもの健康にも集中にもつながります。こんな授業はどうでしょうか。

4年生算数の「ともなって変わる量」を学習です。
「家の横に新しく家が建ってしまって日当たりが悪い!だから、二階をもう少し高くしたい。階段の高さには、ルールがあるのかな。それとも一段の高さはみんな同じ?」(設定は、適当です。)

家の階段、家の近くの階段の一段の長さを、二段目までの長さ三段目まで・・・を測らせてノートに表を書かせる→気づいたことをブレイクアウトルームで話し合い・・・

みたいな、流れはどうですかね。一旦タブレットから離れて、各自近くの階段の段数とその長さを調べにってノートにまとめる気づいたことを話し合って・・・

本当は、この授業をしたかったんですが、オンライン授業で教科担任制になり、できずじまい。
今度4年生の担任したらと残しておいて、今日はここまで。

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