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定時退勤するには学級経営が大切な理由

今回は

【定時退勤には学級経営の安定が欠かせない】

この考えについて書いていきたいと思います。

本題の前に定時退勤の話をするうえで目を背けてはいけない現実から向き合いましょうか。


『定時退勤をすることで現場では評価されることなどほとんどありません。』


えっ!アイムさん、あなたあれほどTwitterで定時退勤を推奨してるじゃないですかー!

アイコンにまで入れてるのに!?

はめられたー!と思ったそこのあなた。

まーまー落ち着いてくだされ。定時退勤は自分のためにするものです。自分の豊かな人生のために定時退勤をすることを推奨してるだけで、そのことで周りから評価されるとは言ってません。

だってそうでしょう。

「おや。今日も定時退勤かい?君は定時で帰っていて偉いなぁ。感心感心( ^ω^ )」


なんて管理職から言われたことありますか?なかなかないことだと思います。特に若手の皆さんはないでしょうね。それは


『遅くまで残業していることが頑張っている。定時退勤するやつはサボっている』


という糞の役にも立たないイメージが未だに教員の中には色濃く残っていることが理由の一つとして考えられます。

※一応書いておきますが、イメージではなく仕事を全くせずに定時退勤をしている教員もいます。当番のような仕事をせずに、大変な学年、学級、校務分掌を断って、定時退勤をしている人。事実います。その人達のせいで、、、、ってところもありますね。

最悪なのはこの糞の役にも立たない考えが管理職の頭に詰まっている時ですな。

この糞の役にも立ってない文化をせめて糞のレベルにまであげたい!無くしていきたい!と思うことがあるかもしれませんがあまりおススメはしません。

もちろん、遅くまで残っている人の中には頑張っている人はいますよ。私だっておそくまで残るときはあるし、そん時は頑張ってる。だけど遅くまで残ってるから頑張ってるってわけではないですよね。=ではないはずだし、定時退勤がさぼりだなんてもうトホホなわけですよ。

しかし、あなたがそんな考え方の管理職の考え方や学校の雰囲気を変えるのに使うエネルギーは膨大すぎるからです。それに、それは他人の課題であり、あなたにはどうしようもありません。

まずはあなたが定時退勤をできるようにしましょう。そちらにエネルギーを使う方が何倍も生産的です。

こいつは特にTwitterにどっぷりの初任者や若手に言っておきたいのですが、

「定時で帰るのは当たり前」「必殺!アドラー!嫌われる勇気!!!!」と押し切るのも良いとは思いますが、それをすると職場で浮いてしまうリスクがあるのもまた事実。

このリスクは定時退勤を発信するものとしてはきちんと言っておかないとね。そんなリスクがあるのが間違ってる!かもしれないけれど、そんなこと言っててもリスクは無くなりませんから。

事実、めちゃくちゃに悪口、陰口を言われることがあるんですよね。初任者や若手とかで定時退勤かましてると。あいつ、初任者の癖に、若手の癖に生意気だ、努力が足りんとかね。良いとか悪いとかではなくね。これはある。現実はしっかり伝えとかないとね。

いくら定時退勤できても働きにくい職場は嫌ではないですか?アドラーになりきれない私は嫌です。じゃあどうするの。どうやって定時退勤をするの。

ではここからが本題。

定時退勤をするためにはなぜ学級経営なのか。

いやいや業務の効率化が先ではないか!

わたしにもそう考えていた時がありました。えーえーありましたともさ。仕事さえはやくこなせればはやく帰れると。とにかく効率化が最優先だとね。

しかし、それは大きな過ちでした(もちろん業務の効率化も大事ですよ)。なぜなら我々の仕事は今やサービス業だからです。お客様は保護者様と児童様(時々地域様)。優先順位は当然お客様が第一になります。お客様いらっしゃいませぃ。※お客様はイメージです。本来、保護者とは子どもを共に育てていくチーム、パートナーであるべきです。

ここではそんなの教員の仕事からはずれていてほにゃららとか、働き方改革がどーとかの考えは一旦置いといて下さい。現実から目を逸らしては我々の最大の目的である定時退勤からは遠ざかります。そこの不満はTwitterにでも撒き散らしておきましょう。

そのお客様を満足させることが仕事の第一優先なのです。そこは一旦受け入れましょう。

考えても見てください。明日の授業の準備や丸つけがあるからって相談しに来た保護者を待たせますか?

絶対待たせないでしょ。まずは保護者、児童対応、その後に自分の仕事のはずです。

例えば子どもを帰したのが15時としたら定時までは後1時間30分しかありません。(他にも時間はつくりだせますがその話はまた今度にでも。)

この1時間30分が勝負を分けるのです。まじでここが定時退勤する肝になる


ここで今日の仕事の積み残しと明日の準備ができればガシャーンと開くわけですよ。

定時退勤の扉がね!

しかーし!

この時間に保護者が来校したらどうなります?

電話がかかってきたら?

まずそちらの仕事が優先されますよね。そして貴重な貴重な時間が無慈悲に奪われていくわけです。

やっと対応が終わったら17時。18時。

その時間から残りの仕事をしていたら、、、、。そら定時退勤なんてできないわけです。ゲーム開始と同時にゲームオーバーな訳。

定時退勤は時間との闘いです。大袈裟ではなく一分一秒の闘いです。

時間のマネジメントが定時退勤するには必須です。

いくら業務のスピードをあげてもさすがに1時間30分かかるものを5分にはできません。

だから

まずは時間の確保が大事なのです。 

そして確保した時間に優先順位をつけたタスクを割り振って、そこでのタスクの質を上げていく。

これがわたしの考える定時退勤への道なのです。ですから、定時退勤をするには学級経営を勉強するのが一番近道なのです。

それにね、学級がうまくいっているというのはまぁ強い定時退勤における免罪符なんですよ。

ここですよ、ここ。まじでここ。ここ!!ここが特に初任者や若手には伝えたいところなのです。定時退勤定時退勤!とやってるだけだと働きにくい職場になるってさっき書いたやつね。ここのことだから。

本当は定時で退勤していいんですよ上手くいってなくてもね。だけど「あいつ学級上手くいってないのにすぐ帰るな」って言われたら嫌ですよね。言われなくても、思われていたら嫌ですよね。私はそれが嫌なの。働きにくいなって思う。

学級経営がうまくいっているのは定時退勤するのに強い強い印籠みたいな役割になるわけです。

今の時代、学級経営がうまくいってるというのは管理職からもかなり評価が高いのですよ。定時退勤していても、あいつならいいかとなる。あーそうよ。別にうまくいってなくてもいいのよ定時退勤しても。あいつならいいかはおかしいのよ。だけどそんなこと言っても現実は変わらないのですよ。はい。

次に、年数がある程度経ってくると、校務分掌ですかね。

学級経営と校務分掌の両方がうまくいってて定時退勤をしてたら文句を言われるどころか、それこそ、いやそこではじめて評価されますよ。あいつすげーな、やるなってね。

Twitterでも定時退勤できるのは重たい仕事がないからだろ、お前の仕事を誰かがしてくれているからだろ。

って人がいるでしょう。前にTwitterで残業している人達に聞いたらこの意見がわんさか来ましたよ。

あれが残業している人の本音ですよ。皆がそうって訳ではないと思いますけどね。

お前が定時退勤できてんのは楽をしてるからだーってね。

校務分掌こなして、学級を安定させたらその雑音は消えて評価に変わります。黙らせれるわけです。完全にね。

(こっこいつ定時退勤してのに学級あんなにうまくいってやがる!やりよるなぁ)

ってね。

つまり学級経営の力がつくと、

①放課後の時間が確保できる。

②定時退勤するときに周りの目をきにせずに堂々とできる。

この定時退勤に重要な二つが手に入るわけです。

じゃその学級経営はどうしたら良いの?

学級経営についてはかなりの頻度でTwitterにて発信しています。よろしければフォローしていただき参考にして下さい。

機会があればまたここにもまとめて書いてみようかなと思ってます。特に、学級経営は4月が大事なんで、4月の学級開きシーズンに話すことシリーズを読んでみてくださいね。

学級経営に力を入れる→学級で問題が起きにくくなる→子どもが楽しく登校できる→保護者が満足する→放課後の時間が確保できる→放課後業務が安定してできる→定時退勤ができる

さぁ、この最高のループに飛び込もう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ではまた