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【ブラック業界】私が教師になると決めたワケ③

こんばんは🙌
今日も1日お疲れ様でした。今週も始まりましたね😊
私の投稿を楽しみにしてくれている方がいる、なんてことがあればいいなぁなんて思いながら今日も執筆しています。

前回のnoteでは高校時代のエピソードについてお話しました。今日は大学時代、私がなぜ高校の教師になると決めたのか。これについてお話していきます。

過去の投稿はこちらから😎


教育実習での出来事①

私の通う大学では、4回生の春に教育実習をします。私は、中学・高校の免許を取得するために3週間の実習を行いました。担当した学年は高校3年生。この3年生との出会いについてお話します。

3年生から見た私という存在

教育実習生がやってきた!

コロナ禍ということもあり、私たちが過ごしてきた高校生活とは全く違った彼らの生活。クラス内でもほとんど話したことがない生徒がいたり、名前も知らないクラスメイトがいたり。本当に3年生のクラスなのか疑いたくなるほどの雰囲気でした。😒

実習が始まってから3日目には体育祭を迎えました。微妙な距離感の中、必死に運営をし、合間を見つけては生徒に声をかけ続けました。
私も必死です。このチャンスを逃せば生徒との距離は縮まらないと思っていましたから。

この頑張りが生徒に伝わったのでしょうか。体育祭を境に、彼らの表情が柔らかくなり、暖かい雰囲気を持つようになりました。

生徒から見た私①

私のクラスには、「学級日誌」と言われるノートがありました。時間割や授業の内容を書き記すものではなく、意見や最近の出来事と書いたりする交換日記みたいなものです。

体育祭が終わり、初めてそのノートにコメントを返す役割をもらいました。
生徒が私のことについて書いてくれていました。その時のものが手元にあるので少し紹介しますね。

「今日、新しいメンバーが増えました。ゆいか先生です。先生は初めてクラスにきたときから、明るくて、クラスの空気を変えてくれる元気なひとでした。体育祭の時にいてくれてよかったです。」

担当する生徒からのコメント

たったこれだけの文と思う方もいるかもしれませんが、本当に嬉しかったです。そんな風に思っていてくれていたなんて。

この文を見てから、時間があればクラスのみんなと授業を受け、同じ時間を過ごし、沢山名前を呼び合いました。

生徒から見た私②

日誌に私のことを書いてくれた生徒からのコメントもいくつか紹介します。
こうやって伝えてくれるって本当嬉しいですし、教師冥利に尽きます。

先生の明るさに救われている気がします。先生のように沢山の生徒の心をあっという間につかめるような素敵な先生になりたいです。

先生を目指す生徒からのコメント

先生はすごく明るくて、誰にでも笑顔で接しています。先生のようにどんな時でも笑顔で元気づけられるような人になりたいです。

先生のコミュニケーション力や明るさを真似したいです。
先生が来てくれてからクラスが明るくなった気がします。先生が教室にいるだけでみんな笑顔だったと思います。

こんな風に私のことを見てくれていたなんて。どう言葉に表して良いのかわかりません。教育実習を終える日に手紙をくれた生徒もいました。今でも大切に持っています。

3週間過ごしてみて

実習を終えて教師を本格的に目指す人、諦める人がいますよね。本当に教師なんかなりたくないと思ってしまった人、免許を取得したいだけの人。本当様々だと思います。

私はこの3週間で「毎日を笑顔で楽しく、前向きに過ごすきっかけを与えられる人になりたい」と思いました。たまたま実習をした校種が高校だったといえばそれまで。
ですが、この経験が教師になるというイメージを膨らませ、自分が教師として働いている姿を具体的に想像するようになりました。

3週間の中での大事件

私がなぜ、教師をしようと改めて心に決めたのか。
ある一人の生徒との出会いが教師として働くことの価値観を変えたのです。

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