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1+1が2じゃなくて3にも4にもなる組織を作りたい

僕の興味関心に「チーム」というものがあります。
これはスポーツを通じてチームで活動する楽しさと難しさを実感してきたからです。

社会人として働き始めて約3か月。これまでスポーツで体験してきたチームとはまた別のチームの形に触れています。

今回は、タイトルにもあるように、自分のなかで持っている理想のチームの形について書いていこうと思います。


1.自分の強みを活かす

僕がチームに魅力を感じているのは、自分の強みを活かし、弱みを補ってくれる仲間がいるからです。ラグビーがまさしくそうで、体の大きい選手、小さい選手、足の速い選手、遅い選手、それぞれが自分の特徴を活かすことができるスポーツなのです。

なので、チームで働く可能性としては、自分の強みに集中することで、100ある力を120にも200にもできることです。

僕が好きな本で、『THE TEAM』という本があります。文字通り、チームを科学した本なんですけど、そこに面白いことが書かれていました。

すべて引用すると長くなるので、要約だけです。

得意な分野が違うメンバーがいるチームで、それぞれの得意なことに集中することができれば、1しかない力が2や3になっていき、それが合わさると1+1が2じゃなくて3にも4にもなる。

といったことが書かれていました。

これを読んだときに、その時自分がやっていて感じていたことが言語化された気がして、すごく納得したと同時に、こんな組織に所属したいし、こんな組織を作りたいとも思いました。これが僕の「組織」に対する原点的な考え方です。


2.1+1が2にしかならないものを3にも4にもする人

ちょっと長いですが、最近こんなこともできるんだなと感じています。

組織で働いていると、必ずしも、自分の強みを活かした役割をもらうことができるとは限りません。1の力しかないものを1のまま発揮しなければならない場合も当然あります。1+1が2にしかならない場合です。

そんな場合でも、それぞれの持ってる力以上の力を発揮できるのではないかなと感じています。

得意じゃないこと、苦手なことに対して、うまく実力が発揮できていない場合でも、うまく力を引き出すことができる人の存在がチームにいるだけで組織の力は上がるのではないかなと思います。

今の僕の状況を考えてみると、正直、営業が得意といえる状態にまでまだ達していません。得意なことを活かしきれていない状況です。1ある力を1以下でしか発揮できていません。

そこで、うまく僕を導く仲間や先輩の存在が1以上の力を出すカギになるのではないかなと感じています。実際それで助けてもらえたことも何回もあります。

なので、うまく力を出すことができていないくすぶっている人を、力が発揮できるように導いていくことができる存在というのも、1+1を3にも4にもする組織には必要なのです。

その時に大事なのは、導く人は「コーチング」に徹する必要があることです。「ティーチング」ではあいません。この2つの違いは、最近はまっているマンガの『アオアシ』に出てきて納得している言葉です。これについてはまたおいおい書きたいです...。『アオアシ』お勧めなのでぜひ読んでみてください。


3.まとめ

さて、ここまでまとめてみると、何回も書いてますが、僕の理想の組織は、1+1が2じゃなくて3にも4にもなる組織です。そのための方法は2つあって、1つは強みを活かした仕事をすること、もう1つはその場合じゃなくても力を発揮できるように導いてくれる存在がいることの2つです。

個人で力を伸ばすのは難しいですが、チームだと持ってる力以上のものを発揮できる可能性があるのです。

そういった組織に所属したいですし、そういう組織を作りたいです。


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