赤信号。
とある人がとあることにどっぷりと足を突っ込んだ。
君が今していること…
それはとっても悪いこと。
同時に誰かを傷つけてしまうこと。
時には自殺までに追い込んでしまうこと。
そして君自身がこれから先の未来、幸せになることを捨ててしまうこと。
誰からもその過去に起こした出来事のせいで君を心から信頼してくれることも、好きになってくれることも無くなってしまうこと。
そのときはそれしか見えていない。
そのことに真っ直ぐで、周りの意見なんか聞こえない。
『世間に馬鹿にされても耐え抜く自信がある。彼と一緒ならどこへだって行ける。地獄だっていける。私に愛してるって言ってくれた。奥さん居るのに私の方が好きだって。もうすぐ離婚するから待っててって。』
あぁ…。
この人は、今後幸せになるはずだった人生を自ら捨てたんだ。
もし、相手が本当に離婚して君と結婚しても
『不倫したクズ』というレッテルは一生消えることはない。
不倫する人間は自分自身に『してはいけないことなんだ』という自制をかけることが出来ない。
赤信号が見えているのに、それを無視してあたかも自分が正解なんだと勘違いして先に進もうとする。
自分がこの人と一緒にいれるなら、奥さんが不幸になろうが、子どもが不幸になろうが関係ない。だって、私と彼が結ばれるのは出会う時期が違っただけで運命なんだから。
大体みんな不倫をしている女たちはこんなことを言うし、口に出さなくてもこう思っている。
『出会う時期が違っただけで運命』←ここでハクは爆笑する。
出会う時期が違ったらもうそれは運命でも何でも無い。
全てにおいて奥さんに負けている君は、無料で出来る生身の性処理道具でしか無い。
しかも、数ある中の一つだ。
そう、いつでも呼び出せてちょっとしたご飯とホテル代だけで股を開く道具のストックでしかないのだ。
デートしてくれるもん!
と言う君はデートをしたという写真を沢山持っていた。
景色の綺麗な高台、神社、滝壺、騙されやすそうな人が大好きなパワースポット…
君が行った初めての場所は、彼にとってもう既に何度も女を喜ばせるために行ったことのあるところだ。
デート場所がテンプレート過ぎるのだ。
近場のショッピングモールとか、お買い物スポットに一緒に行った写真が一枚もない。
なぜなら誰かとばったり会ったとき、紹介したくない相手だからだ。
その程度。その程度なんだよ。
何故気づかない。
不倫は片方が本気で、片方はただの遊び。
また、既婚者の男は遊びが多い。
一度でも不倫に足を突っ込んでしまった人は、今後の人生で貴方を好きになってくれる人が少数であることを知っておくべきだ。
『不倫をしたことがある人間』に対し、わざわざそんな他人の家庭を壊したことのある人を好きになる必要なんか無い。
仮に不倫をした過去を黙って誰かと恋仲になったとしてもいつか絶対にどこかでバレる漆黒過ぎる黒歴史は、せっかく好きになってもらえた相手からの信用を壊してしまう。
不倫に足を突っ込んでしまったと言うことは…
それを必死で止めてくれる友人も家族もいなかったんだね。
あぁ…不倫なんてするヤツは
最初っから誰からの信用もないんだな。
HAKU
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