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4月から教員になる人に自分の経験を伝えたい(けれども…)

4月から教員になるみなさん、先に断っておきます。このnoteは4月1日から
GWまで突っ走るのに一切役に立ちません。それでも良ければ続きを読んでみてください(読んで!)

ある呟きが目に留まって

X(旧Twitter)を見るとチラホラとこのような呟きを見る季節になってきました。自分も4年前は同じような気持ちだったなーと懐かしい気持ちになりつつ、「よし、ここは先輩としてビシッとアドバイスするぞ!」と、先輩面しようと思っていたのですが、4月初めのことがまったく記憶にないのですよね。それもそのはず。4年目の自分が初任の頃は新型コロナウイルス(いつまで新型って言うんだ)の流行初期でした。

一応勤務初日から子どもたちを迎える準備は進めていましたが結局休校が継続になり、いつまでも定時退勤が続いた記憶があります。

当時のインスタストーリー

だからこのnoteは誰の役にも立たない備忘録です。

休校期間中何やってたの?

一応勤務日なので仕事はしていました。記憶をほじくり返すと
①4月1日~始業式前日まで
 ⇒普通に年度初めの準備(教室環境のチェックや担任生徒の情報交換など)
➁始業式
 ⇒短縮で実施。翌日から無期限休校
➂4月いっぱい
 ⇒学童を手伝いながらオンライン課題を配布。なので課題の作成。
④5月上旬~5中旬
⇒分散登校の準備

正直コロナ禍のおかげでなんとかやれました。

4月いっぱい、生徒が(ほとんど)来ない。これは本当に助かりました。
社会人としてのリズムを作りつつ、先輩方とコミュニケーションを取る時間はたくさんある。何よりもICTには強いほうだったので、授業力も学級経営力も皆無な状態の自分でも一目置かれる状態になりました(先輩が若手にICT関連の仕事を一任してくれたおかげです。)
そのあとの分散登校や通常授業もしばらくは班活動が難しかったので、教え込みの授業でも許される雰囲気でした。
部活もなかなか始まらなかったので、通常日課に戻った後も比較的余裕はありました。

初任がコロナ禍だったデメリット

まず一つ目にあげられるのが夏休みが3週間しかなかったこと(その内1週間は三者面談)。夏休みの本当のありがたさを知ったのは2年目からです。
次にきつかったのが毎年学校行事のやり方が変わること。計画したことがコロナ情勢により白紙になることはザラ。
結局3年目まで、学校行事は初任者と同じ心持ちで過ごしていました。
働き方についてはこれぐらいなのかな。
あとは初任者研修が次々と潰れ、校内の同期以外で仲間を作りにくかったのもデメリット。普通に夏休みの宿泊研修やりたかった・・・
自分の学校は同期が3人もいたので良かったけど、1人だったら辛かっただろうな。

心を痛めたるのは次々と行事が潰れていくことを生徒に伝えなきゃいけなかったことですね。初めて卒業させた代の弟・妹世代を現在は教えているので、「修学旅行に行ったら怒られた(苦笑)」「怖くてお土産わたしたくない」などの言葉もちらほら。

自分たちの代はコロナの恩恵受けて、教員としてゆっくり成長することが許されたけど、その犠牲の裏に、子どもたちの青春が失われていることを考えるとやるせない気持ちになる。

初任者の皆さんへ

なので僕からアドバイスできることなんて一つもないんですよね。自分の後輩たちは4月から荒波に揉まれているわけで。本当にすごいです。
もし職場に来年度が5年目の先輩がいたらいじってやってください。きっと何も言い返せません(笑)

そして、毎日学校に行く自分をめちゃくちゃ褒めつつ、当たり前のように日常が送れる学校生活を楽しんでほしいです。
みなさんの教員生活幸あれ!



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