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教員1日目の話。

僕の経験をもとに教員1日目の話をします。ぼかして書く部分もあるので話半分で読んでもらえればと思います。ちなみに中学校です。

勤務初日

4月1日、初出勤。始業時間よりも早く学校に向かう。校長室に通されて、時間まで待つ。始業時間が迫ってくる。始業とともに朝礼が始まる。赴任者が校長室から職員室に移動し、一列に並んで一人ずつあいさつをする。座る席は既に決まっていて、そこに座ってから教頭先生や校長先生の話を聞く。

職員会議

朝礼が終わるや否や、全員が会議室に移動する。職員会議が始まる。こちらも席は既に決まっている。要項が配られる。とても分厚く、議題は30近くある。表紙の次のページには目次があり、その隣には校務分掌が書かれている。校務分掌とは、簡単に言えば学校での担当のこと。僕はとある学年の副担任だった。部活動は経験したことのない運動部だった。教頭先生の司会で会議は淡々と進んでいく。うとうとしている先生もいる。最後にご指導という形で校長先生からお話がある。午前中は職員会議をして終わる。

学年会議

午後からは学年会議。学年の教室を使う。学年に所属する教員が参加する会議。学年主任や学年副主任が中心となって今後の予定を共有する。教員や生徒の細かい動きを確認していくので、職員会議よりもコミュニケーションを取りながら進んでいく。うとうとしている先生はいない。午後は学年会議をして終わる。

退勤

気付くとあっという間に定時。校長先生や教頭先生が帰っていく。しかし、学年の先生は帰ろうとしない。行事の企画や委員会の仕事など、先を見据えて準備をしている。早く帰れる雰囲気ではなく、様子を見ている。席が隣の一回り年上の先生に声をかけてもらい、帰る決心がつく。ちなみにタイムカードはない。自分でExcelファイルに打ち込む方式。退勤時間を入力し、初日が終わる。

終わりに

1日目は訳が分からないまま過ぎていく。子どもが登校していなければ暇なんてことはない。むしろ、子どもが登校してくるまでにどれだけ準備できるかが勝負。イメージとリアルのギャップを感じた1日。

おまけ

初めてのnote投稿です。教育現場で働く者として、学校のことを発信していきます。よろしくお願いします。

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