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【紅茶編】レシピ21 夏はやっぱり麦茶がおいしい!!


麦秋

夏の季語『麦秋』
初夏の頃に金色の穂がなびいているのを見たことはありませんか?
麦の実りの秋は『夏』。
それでも、麦にとっては夏とはいえ『秋』なんだそうです。

麦茶になるのは

麦茶や麦飯になるのは、六条大麦、
ビールや焼酎の原料になるのは二条大麦といわれます。
大麦は、食物繊維が多く、水溶性と不溶性をバランスよく含んでいるため
生活習慣病の予防食材としても注目を集めています。

五味/五性

大麦
五味/五性  / 甘 鹹
帰   経 脾 胃 膀胱
効   能 益気 調中 除熱 補虚 止渇 通淋 
効   果 おなかの調子をととのえる 喉の渇きを改善する
      体の余分な熱を逃がす 利水利尿作用 
      胃熱による熱感 
      
食欲不振 下痢 便秘
*体をひやす『涼』の食材なので、冷え性や脱水症状がみられるときは
多食を控える

参考文献:薬膳食典食物性味表

平安時代から

なんと、平安時代から麦湯むぎゆとよばれ、
江戸時代には「麦湯店」があったほど人気があったらしい。
ノンカフェインで、タンパク質や脂質の含有量が多く
カルシュウム、鉄分、ビタミンB1、B2mも豊富に含まれるそうです。
最近は、砕いてあって簡単につくれるティーバッグタイプが
多く出回っています。
手軽でとっても便利ですよね。

子どもの頃は、粒のままの大麦をやかんにいれて麦茶をわかしてました。
今でも、そういうご家庭はあると思います。
香りもとってもよくて、
「あ~、もうすぐ夏休み!!」と思わずこころの中で叫んだものです!!
もし、粒の麦茶が手に入ったらぜひ、作ってみてくださいね。


粒の大麦


夏だね


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