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「執着」を感じた時に見直すべき問題点|執着と向き合う3つのポイント①

「復縁したいのですが、この思いは執着でしょうか?」

「執着すると願いは叶わないと聞きました。大丈夫でしょうか?」

「強く願うのと、執着することは同じですか?」


恋愛の問題に悩まれている方から、よくこのような質問をいただくことがあります。


「執着」…誰しもがこの感情を感じて心が重たくなってしまった経験があるでしょう。


誰かを愛しく思う気持ちが強すぎる時や、「どうしてもこうしたい」と物事に固着してしまうとき、

必死にその思いを掴んでいるからこそ、その思いに自分自身もとらわれてしまう…

とても苦しい状態ですよね。


執着から解放されてスッキリしたい…

だけど、その思いを手放すことができない…


そんなときは、自分の心と向き合い「執着」の原因を見つけ解放していく必要があります。

今回は、この「執着」と向き合うための3つのポイントをお伝えさせて頂きます!


1.「執着」を感じた時に見直すべき本当の問題点とは?


「この恋を絶対に成功させたい」

「彼とじゃなきゃ絶対に嫌だ」

「この結果以外は絶対に受け入れない」


こうした「絶対」「何が何でも」「他には何もいらない」と思ってしまうような強い感情は、同じくらい強い「恐れ」「不安感」を生みだします。

その結果、「強く願っているはずなのに、現実は真逆の方向へと進んでいく」ということに繋がります。

「こうなったらいいな」という、力が抜かれた状態の「楽」なエネルギー(意識・感情)は流れをスムーズに進ませていく「アクセル」となりますが、

「こうしないといけない」「こうならなかったらどうしよう」という、

ぎゅっと力がはいった「重い」エネルギー(意識・感情)は流れを止める「ブレーキ」となるからです。

「執着」はとても強い「何かを握りしめるエネルギー」ですから、

とても重いブレーキの役割を果たしてしまうのです。


そして…

「幸せ」や「正解」はひとつと決まっているわけではないのに、

「絶対にこれ」とそのことしか見えず、その考えに固着してしまうと

未来の可能性や幸せの選択肢を狭めてしまうことに繋がります。


「この恋を絶対に成功させたい」

「彼とじゃなきゃ絶対に嫌だ」

「この結果以外は絶対に受け入れない」


など、「絶対に!」という強い感情にとらわれそうになったときは、


「なぜ、それが必要なんだろう?」

「なぜ、私はそれにこだわっているのだろう?」

「なぜ、そう思い込んでいるのだろう?」


こんな風に自分に質問を投げつけて、その「願い」だと思っているものの本当の姿を見つけていくと良いでしょう。


「この恋を絶対に成功させたい…だって、そうしないと、自分は幸せになれないから…」

「彼とじゃなきゃ絶対に嫌だ…だって、これまで費やしてきたものがすべて無駄になる、そんなの悔しいから…」

「その結果以外は絶対に受け入れない…だって、他の人にみじめだと思われてしまうから…」


これは、一例ですが…

あなたが「絶対に~でなければいけない」と固着しているものの姿を解き明かしてみると、

それは「恐れ」や「不安」から生まれた「思い込み」であるということに気付けるかもしれません。




最後までお読みいただきありがとうございました!

次回は…執着と向きあう3つのポイント②「執着すると恋は叶わない」?について解説いたします!

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