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子育て風景 2 授乳の話

母デビウから3ヶ月が経過し、子どもは日々すくすくと育っています。
最近は、首が座ったようで、安定感が増しました。
太腿がむっちりと、ほっぺたがぷっくぷくになってきて、あかちゃんらしい姿でとても愛らしいです。
そして、そのぶん体重が増加したようで、手首の腱鞘炎が凄まじく悪化して毎日泣きそうになりながらも可愛いさを励みに頑張っています。
さて、今回は授乳について語っていきたいと思います。

授乳の始まり

出産時の話

授乳は、こどもが生まれたと同時に始まります。
私のこどもの場合、産まれて1時間と経たないうちに、助産師さんに、初乳あげてみましょうか、と気軽な感じで言われてあげたのが最初でした。

バースプランの話

そもそも、私は結婚してあまり時を経ずに妊娠したので、妊娠、分娩、産後についてさっぱり勉強していませんでした。
ですので、産院も自分の母の通っていたところでざっとHPの説明を読んであっさり決めてしまいましたし、バースプランなるものがあることを病院から中期になって言われて初めて知るくらいでした。
ですので、できれば自然分娩がいいな、夫には立ち会ってもらいたいなーくらいの漠然としたことしか考えていませんでした。
いざバースプランを考えよ、と言われ、何も分からず、とりあえず検索をすると、そもそも病院選びの時点でできること、できないことがあったりすることを知りました。
立ち会い出産もさることながら、無痛分娩の有無、無痛分娩の場合の計画出産なのか否か、臍帯血バンクの使用、カンガルーケア、授乳は母乳か混合かミルクか、なども含まれます。

自分が産んだ産院では、夫かパートナーのみに限られましたが、出産立会いは可能(ただし新型コロナ陰性の検査が必要、感染状況に応じて変更可能性あり)、入院中の面会も可能(時間などに制限あり)、自然分娩の場合、陣痛が起きた後であれば、無痛分娩への変更が可能、といった感じで、コロナ禍で産む境遇にしては、自分にとっては必要にして十分なところでした。
1度目のお産だったので、自然分娩で頑張りたいと思っていたので、断固として無痛分娩は使いませんでしたが、使うのをよぎるくらいには痛くて陣痛がくるたびに痛い、とつぶやいていました。

初乳の話

カンガルーケアについてはよくわからず、今回も記事を書くにあたり検索してみたくらい疎いので、特に希望はしていませんでした。
カンガルーケアは、出産後30分くらいから身体を拭き終わった赤ちゃんをお母さんの身体に乗せて体温を伝わらせ、初乳を与えることのようです。

私の実際のお産では、出産時会陰切開があり、その麻酔が効いていたのと陣痛の辛さと数日分の寝不足で意識が朦朧としていたせいもあってうろ覚えですが、出産して後産があり、その間にこどもは綺麗に拭かれて身体測定をしていただいておりました。
そのあと、おそらく産後1時間くらいのところで助産師さんに言われて初乳を上げることにしました。
産まれてすぐに母乳が出ることに驚きましたし、本能でおっぱいを吸おうと頑張るこどもの姿にも感動しました。
いわゆるカンガルーケアほどすぐにではなかったようですが、助産師さんのはからいで、しっかり初乳をあげることができたことは、後になってありがたかったなと思います。
あの日は、すぐ隣のLDRでもお産があり、助産師さんたちはバタバタと忙しそうで、私と2、3時間差で病院にきて立ち会ってくれた夫がいなければ一人取り残されてどうしたらいいか分からず陣痛と戦うことになったと思います。
一緒に分娩までの半日の陣痛の時間を過ごし、背中を摩ったり、水分補給を手伝ってくれたり、呼吸をさとしてくれたり、お尻を圧迫してくれた夫は、もはや戦友です。
出産後、もう一人もし産むなら無痛じゃないと無理だー、と夫に弱音を吐いたのも今となってはいい思い出です。

自分のお産の話ばかりしていますが、初乳には、母乳を出すためのホルモンが出るのを諭したりするいい効果があるようで、母乳育児をしたい場合にはこのタイミングが重要なようです。
詳しいことは、助産師さんや産科医の記事を検索してみるととてもわかりやすいです。

授乳のある生活

入院中の授乳の話

私がこどもを産んだ産院は、母子同室が可能で、かつ新生児室での預かりもしてもらえました。
ですので、出産後3日後までは日中は授乳をし、夜間は新生児室で預かっていただいていました。
新生児期は3時間に1度の授乳が必要になります。
そのため、最初の3日間は、1日8回の授乳のうち、4〜6回ほどは自分で授乳をしていました。
私の授乳の希望としては、母乳優先の混合授乳だったため、出産してしばらくはは、自分の母乳を左右5〜10分ずつくらいあげたあと、粉ミルク(調製粉乳)を規定量あげていました。
最初の一週間は生後何日目+1×10mlです。

退院後の授乳の話

生後5日目に退院し、2週目以降は粉ミルクは哺乳量の目安(粉ミルクの缶にも書かれているようなミルクのみの場合、完全ミルク授乳の量)をあげていました。
3週目初めの二週間検診で、1日当たりの体重の増え幅が多めということと、母乳がしっかり出ているようだということがわかりました。
そこで、助産師さんから日中は40mlくらいに減らして、夜寝る前は80mlと多めにすると良いと言われたので、日中40〜60mlを飲ませるようになりました。
ちょうどこの頃、こどもが割と安定して4〜5時間睡眠をとってくれるようになり、1日6、7回くらい粉ミルクをあげるようになりました。
母乳の方は、ほしい、という仕草や泣いている時にあげていたので、1日に12回以上あげることが多いです。

粉ミルクを減らし始めて2週間ほど経った一ヶ月検診でも、問題なく成長曲線に沿って体重が増えていましたので、現状維持することにしました。

さらにちょうど1ヶ月後ごろの生後2ヶ月過ぎに、在住地域の助産師による新生児訪問があり、その時も体重を計っていただきました。
体重の増え幅は順調ということでした。
この訪問はお昼頃で、授乳後のタイミングでしたが、まだ少し胸の下にしっかり重みがあるため、もっとしっかり飲んでもらった方がいい、と午前中は母乳だけにしてはどうか、と言われました。
また、この時初めて知ったのですが、そもそも母乳は午前中が出がよく、午後になってくると出が悪くなるそうで、夜寝ると復活する、というサイクルなのだそうです。
言われて見れば至極当たり前だなと思いますが、もうちょっと早く知りたかったなーと思いました。
母乳のあげ方などの話はよく記事にもなっていますが、あげ方は人それぞれだったり、母乳のみ、あるいは完ミ(完全ミルク授乳)の話が多く、混合のやり方もすぐに仕事復帰した場合のような想定などはありますが、母乳がよく出るようになったらこうしてみましょう、といったようなものは見かけないからです。
話がそれましたが、そうして2ヶ月過ぎから、午後に3〜4回、40〜80mlくらいを上げるようになりました。
現状はそんな感じです。

外出時の話

自分の通院やどうしても遠方まで外出する場合があります。
そんなときは、留守番係の人に、粉ミルクを多めに、現在だと80〜100mlを直前の授乳から2時間以上間隔をあけてお願いしています。
そして、自分が帰宅したら、とにかくまず最初に母乳をあげて、張りをほぐしてもらうようにしています。
その後、外出したときにあげた分のは省いて、残りの回数のみミルクを少なめにあげるようにして、なるべく母乳を飲んでもらい、その日中に調整をします。
今の所、搾乳をしたことはありません。
外出といっても、3時間程度に収まることが多いです。

子連れで初めての病院へ行くことがありました。
その時は、事前にHPを確認して、授乳できるところがあるか、トイレとの距離はどのくらいあるか、おむつ替え台がどのくらい備わっているか、粉ミルク(あるいはキューブタイプ)の場合はお湯が調達できるかどうか、を確認してから行きました。
館内の地図も見ていましたが、実際行くのが初めてのところだったので、ひどく緊張し、さらに思わぬタイミングで泣かれたりするので焦りがつのり、現地ではキョロキョロと見回しながらトイレや授乳室を探しました。
しかし、自分が慌てたり、焦ったりすると、こどもにも伝染するので、ますます泣き喚くようになってしまったりもしたので、2回目からは努めて平静にしかし迅速に対応できるよう心がけるようになりました。

現状

こどもは生後3ヶ月に突入したばかりなので、離乳食などはまだ先の話です。
現在は、歯が生えるのはいつなのかな、いつから離乳食始めるのかな、といった疑問はあるものの、ひとまず落ち着いてきた母乳メインの生活を送っています。

最近は、手や指をしゃぶったり、よだれを流すようになり、スタイが欠かせません。
多い時には一日2回くらい替えています。
手持ちのスタイが少ないので、ガーゼハンカチにマジックテープを縫い付けたりして、簡易的なスタイ代わりにしています。
こどもが、ガーゼのスリーパーが好きで、よく首元近くを引っ張って口に持っていってしゃぶっているので、ガーゼハンカチスタイはお気に入りのようです。

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