茶関係のお役立ち書庫(随時更新)
投げ銭はこういう本に課金してます!ありがとうございます!
今までの記事に投げ銭をくださった皆様、ありがとうございます!深謝申し上げます🙇♀️
こういう本に課金してます~!とご報告差し上げると共に、お役立ち記事にできたらなーと思いまして、お茶関連でよく読む本、役にたったなぁという本の一覧を作ることにしました。
※全ての本が買えた訳ではなく、また記事を参考にされる方の利便性を考えて無料配布のもの、J-stage上の論文なども全部載せていきますが、少なくとも投げ銭はこの中の本のどれかに遣わせていただきました🍵
参考にされる方へ…随時、本やコメント等の追加・更新予定です📕💬ちょこちょこ覗いていただければ!
入門
ブレケル・オスカルのバイリンガル日本茶BOOK / ブレケル・オスカル
図が圧倒的にわかりやすい!淹れ方がベーシックなものであること、産地と品種の特徴が人気のものに絞って書いてあること…個人的には一番好きな初心者向け本です。日本語だけでいいよって方にも読んでほしい。
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お茶の愉楽 日本茶―茶の間から茶会まで、和茶をたのしむ / 高宇政光
もう中古しかないので、ちょっと手に入りにくいかも。
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新装改訂版 日本茶ソムリエ和多田喜の今日からお茶をおいしく楽しむ本
温度のいじり方が書いてある本は珍しい!(新装版は未確認なのですが…)
とりあえず日本茶を淹れるようにはなったけど、より好みに淹れてみたい…でもどうしたらいいんだろう…と思ってる方にオススメできる本です。
品種
新版 茶の品種 / 静岡県茶業会議所
みんなの品種本(*゚∀゚)b人気品種のバックグラウンドを知りたい方必携。
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茶品種ハンドブック / 農研機構
https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/kind-pamph/078757.html
PDFが無料DL可能。いいんですか農研機構さん!!個人的に好きなのは最後の方の「品種の来歴」。スマートな家系図で楽しい。
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印雑一三一 我、日本茶の「正体」究めたり! (みやざき文庫110) / 飯山辰彦
これ実は印雑131だけじゃなくて海外導入種の導入経緯とか、非常にマニアックな情報を細かく知るのに役立ちます。情報がみっちりなので読んでるうちに「この章何の話だっけ?」ってなってきますが、非常に充実の内容。和紅茶の歴史を紐解くのにとてもお世話になりました☕️
歴史
日本茶の歴史 (茶道教養講座) / 橋本素子
日本茶の「伝統」に対する美しい誤解を、切れ味鋭くスパーンと斬ってくれます。「伝統」「ホンモノ」を語るなら、変遷をまず知ってから。抹茶・煎茶・番茶の歴史がこんがらがってる方にもオススメ。
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中世日本の茶と文化―生産・流通・消費をとおして (アジア遊学252) / 永井晋 編
海を越えたジャパン・ティー緑茶の日米交易史と茶商人たち / ロバート・ヘリヤー 〔著〕 村山美雪 〔訳〕
かつてー第二次世界大戦の前まで、日本茶は絹とともに海外輸出の華でありました。当時、日本最大のお客様はアメリカ。そう、ボストンティーパーティーからコーヒー党になったと言われるあのアメリカです。
実はコーヒー消費がお茶を越えるのはボストンティーパーティー後かなり経ってから。独立を果たしたアメリカは、まず「これで直接中国からお茶が買える!」といそいそと輸入を始めます。
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抹茶
増補改訂 宇治抹茶問屋4代目が教える お抹茶のすべて: 歴史、文化、生産、品種から味わい方まで / 桑原秀樹
抹茶を茶道の一要素ではない「茶そのもの」という視点から読み解く稀有な本。家でとりあえず点てたい!「ホンモノ」のお抹茶って結局なに?という方はぜひ。
番茶
番茶と日本人 (歴史文化ライブラリー) / 中村羊一郎
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番茶と庶民喫茶史 (日本歴史民俗叢書)
紅茶
国産紅茶を理解するには、紅茶全般を理解することが必須なのさ🐷☕️
紅茶の帝国ー世界を征服したアジアの葉 / マークマン・エリス、リチャード・コールトン、マシュー・メージャー〔著〕 、越 朋彦〔訳〕
やっと!!!こういう本見つけた😭研究者の方が書いた、ヨーロッパから見た「アジアの奇妙な葉の受容の歴史」。
どうも日本のお茶の本って「昔のヨーロッパからの茶道の評価って本当にそうなの?」というくらい茶道をヨーロッパが重視していたかのように書いてあったり(そんなに知られてたら岡倉天心の『茶の本』が与えたインパクトはなんなんだ…?ってなる)、植民地時代のアメリカへの課税状況がイギリスの論文と食い違っていたり、正直疑問を感じるところが多いので、現地視点での本を読み合わせたかったのですね。
メインとなるのはイギリスですが、最初のほうに中国や日本にきたオランダ人やイタリア人の宣教師が両国の喫茶習慣をどう見ていたのかにも触れられていて興味深いです。
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紅茶入門 (食品知識ミニブックスシリーズ) / 清水元 編著
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紅茶 味わいの「こつ」: 理解が深まるQ&A89 / 川﨑武志・中野地清香・水野学
日本紅茶バイヤー界のトップランナーであるお三方による共著。紅茶は淹れ方や産地について知るのは簡単だけど、ちょっと突っ込んだ部分の資料が意外とないのです(海外の品種事情とかね)。そこを解決してくれます。
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マニア中のマニア向け 本気のバイブル
古の火曜サスペンス劇場に出てきそうな厚さ。しかも全2巻。「ここまでいるんかいな…」と思ったのですが、1巻だけでも買う価値はありました!
製茶の細かい工程や品種の来歴etc.が気になったとき、ぱらっとめくると書いてある安心感。なかなかここまでの本はないでしょう。
どちらかというと調べることが明確な人向け。まずは図書館でめくってみてはいかがでしょうか。
(随時更新します。まる。)
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