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006「58才の転職記」じゃましません
たとえ、30年間平社員で給料が安くても、どんなポジションであっても、誇りある仕事に携わることが出来て、上司や同僚からリスペクトされたなら、私は仕事を続けることが出来たでしょう。
部署の運営に関わる仕事ができることが、私の生きがいでした。
ある日、研究所で対応することがあって、まだ着手できてなくて、みたいなシチュエーションだったと思います。
ボスの席に管理職が集まってきました。私が、いつものように、その場に首を突っ込もうとしたとき、ボスが言いました。
「じゃましないで」
そのとき、私の心が折れました。
なんだ、私はじゃまなんだ。私はここで必要とされていないんだ。そりゃあ、別のところに行かないといけないなあ。
この日を境に、私は真剣に、転職を考え始めました。
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