「革命を見届ける人」

子どもが3人になって仕事と活動と家庭のバランス的に限界が来ていたので、11月に「限界宣言」をして、自分の関わっている組織や活動における自分の役割の見直しを徹底的に行った。

(心配して下さった方ありがとうございました!)

関わっている人達の想いや方向性を聞きながら、徐々に組織のあり方や自分の立ち位置や役割が明確になってきた。

そんな中、備前のユースセンターへの視察の帰りの車中でポロッと、尾道のまちづくりを語る上で絶対に欠かせない伝説のゲストハウス「ヤドカーリー」や「ソーシャルキッチン(チャイダー)」の代表ヒロさんから「革命を見届ける人」という称号を頂いた。

学生時代に学んだ経営学の父ドラッカーも自分のことを「観察者」と言っていたので、市民活動の現場にこそマネジメントの視点が必要だと思い活動している自分としては最高の言葉。

自分が関わるプロジェクトは出来る限り、その取り組みの大枠を構想するだけでなく、実際に動き始めるためのエンジンとギアが自律的に回り始めるまで責任を持って関わりたいと思っている。(それが、見届ける人の役割なのだと思う。)

ユースセンターズオノミチは初めての経験で、地域の先輩であるプレイヤーの皆さんと一緒に尾道の10代に向けて「学校」という枠の外である「街」の中に居場所をつくる取り組み。むかいしまseedsのメンバーだけでなく、地域の個性と実力を兼ね備えたメンバーが集まっていて、その中で核となって事務局を担当してくれる人も見つかり徐々に活動の全体像が見えて来ている。

尾道自由大学はこれから「市民大学」「ソーシャル大学」というカテゴリーが正しいのか、これまで大人向けに「学び」や「場」を届けてきたが、YouTubeやオンラインサロン、DAOなどが出てくる中で、今自分達に求められているのはどういうことかを見直すフェースに入った。

みらいのこども舎は、子育て世代や地域の人たちが当事者となって自分たちが必要とする「子育ての場」をつくっていく仕組みとして、「共同代表制」に磨きを掛けていく。そのための運営メンバーそれぞれの役割、権限、責任の確認を行っている。

自分は決して器用な人間じゃないし、時間管理やスケジュール管理も苦手だけど、そういう苦手な部分が気にならなくなって貰えるぐらい、信念を持って目の前の自分のやるべきことに全力で取り組んで行くということだけは続けて行きたいと思う。

(いつも僕の至らなさでご迷惑をお掛けしている皆さん、温かく見守って下さっている皆さん、そして応援して下さっている皆さん、今年も一年ありがとうございました。また、来年もよろしくお願いします。少し早いけど、一足先に今年度の総括として、前(未来)へと向いて行きたいと思います。)

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