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言葉と村と糠に釘とGPT

みなさんはどんな業種で働いていますか?

以前、ニュース解説で「原子力村」という言葉が出てきました。原子力関係の業界みたいな意味のようです

「村」って言葉の使いかた、面白いなぁと感じました。

考えてみると、私の周りにもいっぱい「村」があります。

介護村、商店村、ボランティア村、不動産村、地域活性化村、医療村、教育村、会社員村などなど。

似ている部分がある村もありますが、それぞれ独特の雰囲気があります。

これはどこから来るんだろう、とずっと思っていました。

そして、介護村と商店村の会話では、同じ日本語なのに、どうもニュアンスが違っていて、かみ合ってない、と感じることがあります。

何故か。ある時、ハッと気づきました。

例えば、商人は、商売上、買うのか買わないのか、欲しいのか欲しくないのか。いくらなら買えるのか。はっきりしないと信用されません。お金の話をはばかっていたら、生きていけません。

小さい頃は私はそういうのをはっきり言える人間ではなかったですが、商売をしていると、必要に迫られて、言えるようになります。また、来てほしくないお客さんにはハッキリ言うことも可能です。集団行動が苦手なら、個人でもそこそこやっていけます。これを商人の気質とします。

一方、介護の仕事をされている方は、利用者に対して好き嫌いをなるべく分からないように接するでしょうし、思っていることをストレートに言うことも多くの場合、躊躇されるかもしれません。多くの人とぶつからない集団行動が大事でしょう。経営陣でない限り「お金お金」と言っていたら嫌われそうです。誰にでも柔らかい、優しい態度でいることを一番に仕事をされている、それが、介護村の気質かも知れません。

ですので気質の全く違う商人が、介護の方と地域の活動について話をすると、イエスなのかノーなのか、さっぱり分からないまま、終わるように感じることがあります。

介護の方からすると、商人は、言いたいことを好き勝手に言って、気にいらないと勝手に去っていく身勝手な人種に見えるかも知れません。

一緒に地域のプロジェクトの検討ともなれば、商人はお金、時間、効果や効率など、目に見える数字を第一に考えてしまいます。

それぞれの村の中にも、話の通じ合う個人同士が繋がって増えていくことで、より街全体の風通しが良くなれば良いのですが、もともとフランクに意見を言わない日本人同士、なかなか難しいのかなぁと、最近思います。

chatGPTに通訳してもらうと、良いのかもしれませんね。

それでは失礼します。