津々木徹也

小説を書いています。執筆状況や新作予定などを発信します。

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    note内で発表した短編小説をまとめています。今後増えていく予定です。

  • 神々が現れるはずの夜

    『神々が現れるはずの夜』について書かれているnoteをまとめています。

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『神々が現れるはずの夜』とは

アマゾンKindleにて独占販売されている怪奇小説『神々が現れるはずの夜』。これは私が世に送り出した、現代日本が舞台のクトゥルフ物です。 この『神々が現れるはずの夜』を書くにあたって参考にしたクトゥルフ小説は、創始者であるH.P.ラブクラフトの作品群――創元推理文庫の「ラブクラフト全集1~6」と、ロバート・E・ハワードの「黒の碑」&「英雄コナンシリーズ(旧訳版)」のみです。それ以外の作家が書いたものは、一切参考にしていません。それどころか、読んですらおりません。 ですので

    • BOOTHでの電子版発売日と次回作について

      Amazonでの独占販売をやめ、ついにBOOTHでも販売することにした私の著作物たちですが、電子版はKDPセレクトへの登録期間の縛りがあるため、今はまだAmazon以外のサイトで販売することができません。 ちなみに、Amazonでは『忘れられた怪談』のペーパーバック版は1601円という中途半端な金額で販売されてしまっていますが、BOOTHでは1600円で販売しています。送料+税込みで1600円です。 私のBOOTH ↓↓↓ で、各々のKDPセレクトの登録期間の終了日は何

      • BOOTHでの販売を始めました!

        作成した本の販売網を広げるため、BOOTHでの販売を始めました。 こちらです。↓↓↓ BOOTHでは、AmazonのKDPで販売しているペーパーバック版と同様のものを販売しております(※全タイトルに無料試し読み版を完備!)。 また、Kindle Unlimitedの登録は更新せず、現在のKDPセレクトの登録期間が過ぎ次第、電子版も販売します。BOOTH用の電子版ファイルはすでに作成済みで、BOOTH用電子版はpdfファイルでの販売となります。 それと、不景気に勝てず、いく

        • 実録ホラー短編集『祓え給い、清め給え』ペーパーバック版発売中!

          電子版のみで販売していた実録ホラー短編集『祓え給い、清め給え』ですが、『忘れられた怪談』のペーパーバック用ファイル作成の時に作った「ペーパーバックPDFファイル用テンプレート」を使って、このたびペーパーバック版を作成しました。↓↓↓ 自作の「ペーパーバックPDFファイル用テンプレート」を使えば超簡単にペーパーバック用のファイルが完成するので、我ながら良い物を作ったなぁ~と、自分で自分を褒めたいと思います。 今までのペーパーバック版と同様に、この『祓え給い、清め給え』も2段

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        『神々が現れるはずの夜』とは

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        • 神々が現れるはずの夜
          7本

        記事

          学園ミステリー『忘れられた怪談』ペーパーバック版発売中!

          昨夜、 「私が書いた『忘れられた怪談』が、希望小売価格を1600円(税込)に設定しているのに、1601円(税込)で販売されています」 というメールをAmazonにしたところ、 「出版者は希望小売価格を設定できますが、最終的に価格を決定するのはAmazonです。色んな理由により、『忘れられた怪談』は1601円(税込)という価格に決定しました(※意訳)」 という回答がありました。 そう言われてしまえば、もうしょうがないので、『忘れられた怪談』のペーパーバック版は1601

          学園ミステリー『忘れられた怪談』ペーパーバック版発売中!

          『忘れられた怪談』ペーパーバック版発売!なのに販売価格が違う!!

          Amazonより、『忘れられた怪談』のペーパーバック版が発売されました、というメールが来たのでチェックしたのですが、販売価格が勝手に変わっていました。 私は「1600円」と設定したのに、なぜかAmazonで表示されている販売価格は「1601円」・・・。 なんなんだ、この1円は。 Amazonは仕事が早いけど、こういう表示のミスがやたらと多い。 というわけで、ただいま価格設定を変更して再度出版申請中です。 ペーパーバック版の発売までもう少々お待ち下さい。

          『忘れられた怪談』ペーパーバック版発売!なのに販売価格が違う!!

          『忘れられた怪談』ペーパーバック版の校正刷り到着!

          予告通り、『忘れられた怪談』の校正刷りが本日(8/28)到着しました。 こちらです。↓↓↓ 背表紙もバッチリ。↓↓↓ 目次。↓↓↓ ちなみに、この(↑)月曜日、火曜日・・・・・・という章立ては、イアン・フレミングの『ムーンレイカー』(※映画の007シリーズの原作の一遍。映画版とは内容が全く違う)の真似です。 綴じ代も完璧!↓↓↓ (↑)御覧の通り、印刷の状態も良く、製本に全く問題なしでございます! というわけで、さっそくKDPにて「出版申請」ボタンを押しました。恐

          『忘れられた怪談』ペーパーバック版の校正刷り到着!

          学園ミステリー『忘れられた怪談』Kindle版発売中!

          拙作『忘れられた怪談』のKindle版(電子版)が発売されました。 昨夜に入稿して、今日の明け方には発売されていました。 Amazonは相変わらず仕事が早い。 作品のあらすじはこちら↓↓↓ 『忘れられた怪談』はKindle Unlimitedにも登録しています。会員の方は無料で全編読めます。 どうぞよろしくお願いします! 【宣伝 -簡略版- 】 ナチス・ドイツ台頭の裏側で暗躍する深海からの使者――。 狂人たちの見た夢が運められし夜に世界を覆いつくし、 百年に一度の

          学園ミステリー『忘れられた怪談』Kindle版発売中!

          『忘れられた怪談』まさかの電子版&ペーパーバック版を同時入稿!

          アマゾンKindleより販売する拙作『忘れられた怪談』のファイルが完成し、ついにKDPより入稿しました。 当初は電子版を先に発売し、ファイル作成に手間のかかるペーパーバック版は後から発売する予定でしたが、思ってたよりもサクサクと作業が進み、電子版とペーパーバック版をほぼ同時に発売することが可能となりました。 電子版の方はすでに出版申請しているので、2~3日中にアマゾンのKindleストアに並ぶと思います。その時は、あらためてnoteを更新します。 ペーパーバック版の方も

          『忘れられた怪談』まさかの電子版&ペーパーバック版を同時入稿!

          『忘れられた怪談』を全削除します

          Kindleでの個人出版のため、「アルファポリス」と「ノベルアップ+」に掲載中の『忘れられた怪談』を8月22日(木)の0時に全削除します。 「ノベルアップ+」に関しては、アカウントも同時に削除します。 よろしくお願いします。

          『忘れられた怪談』を全削除します

          学園ミステリー『忘れられた怪談』ついにEPUBファイル完成!

          修正地獄より3日経過。 ついにKindle用のEPUBファイルが完成しました! ついでに、Amazonに掲載する「あらすじ」の文も完成させたので、あとはKDPからファイルをアップロードして審査が通れば、晴れてKindle電子版『忘れられた怪談』の発売でございます! ちなみに表紙はシンプル版と派手版の2種類作成しておりまして、シンプル版がこちら↓↓↓ 派手版がこちら↓↓↓ 悩んだ結果、シンプル版の表紙で販売することにしました。 もう全ての必要なファイルは揃っているのです

          学園ミステリー『忘れられた怪談』ついにEPUBファイル完成!

          学園ミステリー『忘れられた怪談』Kindle用ファイル修正地獄中

           8月中の発売を目標に、目下Kindle用のファイルを作成中の拙作『忘れられた怪談』ですが、ようやくEPUB用のコードを全て書き終わり、文章の加筆修正も終了しました。  と、思いきや・・・。     現在、その修正済みの元原稿をテキスト化⇒EPUBに変換して最終チェック中なのですが、コードの書き間違えでルビの表示がおかしかったり、登場人物の一人称の間違い(※「私」と言うべきキャラが「僕」と言ってたり、「俺」と言うべきキャラが「僕」と言ってたり)などが見つかって、再度原稿の修

          学園ミステリー『忘れられた怪談』Kindle用ファイル修正地獄中

          学園ミステリー『忘れられた怪談』只今、Kindle用ファイル作成中

           ようやく長い長い連載を終えて完結した『忘れられた怪談』をKindleで販売するために、現在、Kindle用のEPUBファイルの作成を行っています。と言っても、全編を読み直ししながらルビにEPUB用のコードを書いていくだけなので、この作業はあまり面倒ではありません。問題なのはEPUBファイルではなく、ペーパーバック用のPDFファイルの作成です。  PDFファイルの作成は『神々が現れるはずの夜』の時にやったきりで、もうやり方を完全に忘れています。おまけに、『神々が現れるはずの

          学園ミステリー『忘れられた怪談』只今、Kindle用ファイル作成中

          学園ミステリー『忘れられた怪談』完結!第55話~第58話(解決編その1~4)&エピローグ一挙公開中

          「アルファポリス」と「ノベルアップ+」にて連載中の学園ミステリー『忘れられた怪談』をついに完結させました!  解決編の文字数が約24,000文字と大量になってしまったため、読みやすくするために4分割し、 ・第55話(解決編その1) ・第56話(解決編その2) ・第57話(解決編その3) ・第58話(解決編その4) としました。 さらに、エピローグもあります。 これら5本を一挙公開しました。 「アルファポリス」はこちら。 ↓↓↓         ↓↓↓       

          学園ミステリー『忘れられた怪談』完結!第55話~第58話(解決編その1~4)&エピローグ一挙公開中

          学園ミステリー『忘れられた怪談』第54話公開中

          「アルファポリス」と「ノベルアップ+」にて連載中の学園ミステリー『忘れられた怪談』の第54話を公開しました。 5ヵ月ぶりの更新です。次回のエピソードで、ついに『忘れられた怪談』は最終回となります。最終回はなるべく早く更新したいと思います! 「アルファポリス」はこちら。 ↓↓↓         ↓↓↓          ↓↓↓         ↓↓↓ 「ノベルアップ+」はこちら。 ↓↓↓         ↓↓↓          ↓↓↓         ↓↓↓ 【宣伝

          学園ミステリー『忘れられた怪談』第54話公開中

          【怪奇小説】『サナトリウムに』-最終回-

           町外れの山道や食堂などを転々と車で移動しながら、宇野は夜が訪れるのを待ち続けていた。ようやく陽が暮れだし、辺りが暗くなり始めると、宇野は人気の少ない場所にあるコインパーキングに車を停め、座席をリクライニングさせ、持参していた帽子を顔に被せ、顔を隠しながら寝たフリをして時間を潰した。これからやることを考えたら、なるべく雨里の住人に顔を見られたくはなかった。  田舎町の夜は静まり返るのが早い。午後十一時を過ぎる頃には、雨里の町中を往来する人はほぼ皆無となっていた。宇野は周囲に

          【怪奇小説】『サナトリウムに』-最終回-