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てるこステーキになる2

こんにちは

先日出荷した「てるこ」のもう一つの行き先である「森の陽樹」さんへ突撃訪問してきました。

突撃訪問というのも我々の本業は繁殖農家でありまして、簡単に言うと牛にお産をしてもらってその子牛を一定期間育てて売る仕事です。そして繁殖農家(と母牛も子牛も)最大のリスクがお産なのです。そしてお産はいつくるかわからないので、予定日が過ぎた母牛が何頭かいる状態だと計画的な遠出ができないんですよね。

たまたま今夜はお産こなさそうだなぁというとタイミングで森の陽樹さんのラインからこんな画像が流れてきたので即断即決で行ってきました。

てるこのサーロインブロック

お店についての紹介はやっぱり色々な人が絶賛してるので割愛しちゃっててるこステーキを。

外側はガリッと中は赤、ガブリと噛む

外側はクリスピーで中は噛みごたえはあるけど、噛めば噛むほど繊維がほぐれて中から脂?なのか液状の味が出てきてウンマーイ!

その後、サカエヤ 新保さんに感想を伝えるも「まだ30%ほどの出来」とのこと。(詳細は新保さんのnoteをご覧ください。)

すごいぞてるこ

今回はグラスフェッドばりに草を食べて生きてきたけれど、仕上げにコーンサイレージをあげていたから旨味が強く出たのかな?とか考えながら即完食でした。

2時間ちょっとの帰路では、いわゆる一般的な枝肉重量に比べててるこは訳6割くらいしか取れなかったので採算性は悪いですが、お肉屋さんでもレストランでも大事にしてもらえるなら、我々もいい意味で皆さんが驚き興味を持ってくれるような牛を育てたいなあとてんぷ牛第三弾の構想を練りました。

てんぷ牛は、毎回年齢も育ちも違う牛を導入するし決まった餌があるわけでもないので安定した品質の提供は難しいですがそれを逆手にとって

毎回変化のあるお肉!

関わる人にやりがいを持って仕事してもらえるような肉、食べた人がいい意味で驚いて美味しく食べるお肉作りに挑戦しようじゃないか。

頑張るぞ!

森の陽樹さんでのディナーの様子をゆかさんがインスタにあげてくれてますのでよろしければどうぞどうぞ。

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