牛肉の部位が沢山ある

畜産農家になる以前の私は、魚は種類が色々あるけれど肉は部位が違えどほぼ一緒だなーって思ってました。例えば牛なら全部同じ味わいと言うような。けれど今は違います。ほほ肉はただ焼くだけじゃ噛み切れないけれど、煮込むととっても美味しい。（カレーにしたら子供達は大喜びでした）

焼肉屋さんに行くと色々な部位が楽しめますが、アレは焼肉屋さんのカットがお上手だからなんだなあとか、お肉屋さんから買う牛肉やスーパーの肉も切り方が上手だから美味しいとも気づくことができました。つまり、牛肉は切り方と調理によってガラっと味わいが変わるのです。言い換えれば、何の料理に使うかによって部位は変えた方がいい。

今更当たり前の事だろうと思われる方もいるとは思うのですが、私は自分で牛肉を作ってみるまでわかりませんでした。だからバラブロック肉を、厚切りステーキに切って焼いて噛み切れないなんて事が起きるのです。いかんいかん、自ら実験を繰り返して美味しい食べ方も伝えていきたいですね。