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私が牛飼いの認定新規就農者に必要だと思う5つ

さて、私のNOTEをご覧の方はうまく行かない就農の道のりをご覧いただいたと思います、この就農までの道のりは今回で終了です。結局認定には何が必要だったのか、自分の場合はどのようにしたかを書いていきたいと思います。

【必要なモノ】1、牛飼い技術
市町村によって研修を受ける場所や、受けられる農業法人などが決められてるケースが多いですが、独立経営をはじめて例えばトマト農家なのにトマトができないとか、牛飼いなのに牛が死にまくるとかなると、即廃業となるので、スタートの時点である程度技術が必要。また、認定新規就農者に為るためには、農協、役場、県、農業委員会などなどの許可も必要になるために、だれもも一定程度の技術があると認めて貰わないと認定は受けられないかと思われます。(もちろん、農業人口自体が減ってるので、基本的には国は農業人口増やしたい方向ですし、市町村のやり方によって違いもあります。中には農協、役場、地元の農家などがすでに提携していて、移住者や新規就農者をバックアップしていこうという所もあります。)


↓↓私の場合は

農業法人や農家での研修は、技術習得の証明にはならないと言われましたので、和牛繁殖に関係ある資格を三つ取得したのと、運よく和牛を預かって繁殖育成する業務受託することができた為、その経験と保有資格によって技術があると認定されました。しかしながら、これは私の自論ですが自分でする経営と研修は違うと思います。正直、認定を受けた当時の私の牛飼いレベルは、始まっても即廃業するレベルで実際にどういう牛を導入すればいいのかもわからず、導入した後も、死産早産が続きました。即廃業コース。私の場合、本当にラッキーでたまたま授精師講習会の時に知り合えた人の中に牛飼いの巨匠と呼べる人物と知り合えてその方に色々教えてもらって助かってる部分が大部分です。預託の成績もいい牛が導入できたのもほとんどその人の教えのおかげ。

2、農地
いきなり見知らぬ土地で農地探しなんて無理じゃないか?思います。現実的にかなり難しい。ただ、これがないと就農できない。だからやらなくてはなりません。こちらも前述の通り、市町村や農協などが情報共有していて探すのを手伝ってくれる所もありますが、この辺の場合は情報提供は難しかったようです。特に、牛の場合は、牛舎設備や、作業機械がいくつも必要な為、経営移譲みたいな一括買取りシステムもあります。


↓↓私の場合は


私のいる市町村では、一括売却したいという方がいなかったのですが、爪切りの資格取得の動きの中で、たまたま牛舎が空いているという方と巡りあわせがあり、そこを借りることができましたので運が良かったとしか言いようがないですね。

3、協力者
この協力者は家族以外の協力者の事を指しています。
自分の持っていない機械や道具を貸してくれたり、技術を教えてくれたり、困った時に一緒に作業をやってくれたりする人の事です。

↓↓私の場合は

私の場合は、資格取得で出会った仲間、以前の職場のつながり、また牧場を貸してくれてるボスのつながりの方などに助けてもらえてます。よそから来てる人間にとって理解ある地元の人や牛飼いたちは、本当に助かるしありがたい。

4、家族の理解
農業は一人ではできないので、家族の理解や協力も必須だと思います。もちろん家族や伴侶がいなければ、それでいいとは思うが、将来的に家族になる人には理解がないと恐らく破綻する。


↓↓私の場合

ウチの場合は、妻が理解と協力してくれてるから成り立ってるので頭は上がらない。愛。

5、熱意
これは私が思う事。


以上の5つが私が認定新規就農者に為るために必要な事です。お役に立てるかな。

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